・社会の変化と個人の「普通」の変化① 「普通」っていうやつ、大体「普通じゃない」説
前回の話の続きですが、「普通」について考えると「自分の考える普通」「他人の考える普通」の違いが判ります。
今回の「普通」というのは「自分にとっての普通」という概念のことです。
「自分にとって」居心地の良いコミニティや人との関係性とはどうのようなものなのかを知り、どのようにして「仲間を集めるのか」、「自分にとって楽しい方法やジャンルは何か」を知るだけで、めちゃくちゃ心が楽になるのでおすすめです。
人はよく「普通」と言いますが、この普通はいったいどのようにして形成されていくのでしょうか?
それは「生まれた時から傍にある当たり前の環境」を見ていくと、よくわかります。
社会学的に、人は「生まれ育った環境」を「普通」である状態と認識します。ここでいう「普通」という概念とは、自分にとっての価値基準や判断基準などのことです。
いわゆるその人にとっての「普通」と考える概念が物事の判断基準の為の「フィルター」的役割として自分の中にあり、世の中の様々なことをそれを通して自分の思考に入れ判断していく、感情を振り分けるという無意識下の作業です。
これは育った環境や社会によって異なるので、世代間の差と呼ばれたり、認識の違いと言われたりします。
自分が「好きなもの」に焦点を合わせ、言葉や記号、態度を「フィルター」として活用すると、自分と同じ共通点や好みを持つ仲間を見つけやすくなったり、逆に自分が相手を見つけやすくなったりします。
だからこその「PCエンジン知ってる?」なのです。