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【2巻 10/10発売☆】魔王様の餌付けに成功しました ~魔界の定食屋で悪役令嬢が魔族の胃袋を掴みます~  作者: 笛路 @書籍・コミカライズ進行中


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

165/171

72:ダンス



 

 何やら満足したらしいウィルが私の横に戻ってきたけど、会場のざわめきはまだ収まらない様だった。国王陛下には丸投げしてごめんなさいと心の中で謝っておいた。


「ねぇねぇ、るゔぃちゃん、あっちでおんがくなってるの、なに?」


 ショコラがドレスのスカートをツンツンと引っ張り、ボールルームの方を指さしていた。


「あっちの部屋はね、ダンスをするところよ」

「だんす? みてみたい」

「いいわよ。行きましょうか?」

「ん!」


 フォン・ダン・ショコラたちに言ったのだけど、ウィルが返事した。あれ? そういえばウィルとダンスってしたことないかも。前に参加したときは割と早めに戻っちゃったし。


「ウィル、ダンスしてくれる?」

「それは俺のセリフなんだが? どうしてそこで男らしいんだ」


そんなこと言われてもと頬を膨らませていると、ウィルが耳元に顔を寄せ、柔らかい声で囁いてきた。


「ミネルヴァ、俺とダンスしてくれないか?」

「っ、い……いいわよ?」

「ふっ。顔が赤いぞ?」


 いたずらが成功したように笑うウィルはちょっとだけ憎たらしい。


 手を繋いでフロアに入り、ホールド。音楽に合わせてゆったりと動くと、ウィルが流石ご令嬢だなと微笑んだ。

 そりゃあ結構長い間、王太子の婚約者をしていたもの。ある程度は身体に叩き込まれているのよね。


 それよりも驚きだったのは、ウィルが踊れたこと。人間の国に招待されることも多いので、幼いころからマスターさせられていたらしい。


 ふと、フロア内で踊るヒヨルドが視界に入ってきた。その横では可愛らしい女の子とダンスしているフォンがいた。そしてその直ぐ側にはダンと踊るショコラ。

 謎すぎる。

 アレハンドロさんはと言うと、話しかけてくるご令嬢を素気なく断りつつ、視線はしっかりとフォン・ダン・ショコラたちに向けられていた。


「あははっ。楽しそうね」

「ヒヨルドは何やってるんだか」


 ヒヨルドも一応フォンの側から離れないよう、こっそりとダンスを誘導しているっぽい。相手のご令嬢はヒヨルドの顔をぽーっと見つめているだけだし、きっと大丈夫よね。


 曲はスローナンバーに変わり、ウィルと身体を寄せ合ってゆったりとダンス。

 フォン・ダン・ショコラたちのことは二人に任せて大丈夫なようなので、いまはウィルとはじめてのダンスの時間を堪能させて欲しい。




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◇◆◇ 10/10発売! ◇◆◇


魔王様の餌付けに成功しました ~魔界の定食屋で悪役令嬢が魔族の胃袋を掴みます~ 2
書籍表紙


表紙&挿絵は『犬月煙』先生っ!
2巻の表紙もきゃーわゆいのっ!そして、フォン・ダン・ショコラたちのあのシーンやあのシーンががががが!めちゃくちゃヨダレ出るからね!!!

※書籍化に伴い、タイトル・内容・キャラクターなど、大きく変更しております。

♣ ネトコン12受賞 ♣
双葉社Mノベルスf様より、2巻は電子のみでの発売です。
ぜひぜひ、お手元に迎えていただけると幸いです。

販売店舗一例としてリンクボタンを置いておきます。


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