表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
【2巻 10/10発売☆】魔王様の餌付けに成功しました ~魔界の定食屋で悪役令嬢が魔族の胃袋を掴みます~  作者: 笛路 @書籍・コミカライズ進行中


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

122/171

30:セイレーンの群れ……?

 



「るゔぃちゃん、おきておきて!」


 ショコラにユサユサと揺らされた。めちゃくちゃ眠いんだけど、今何時よ?

 窓の外を見る限り、朝日が出るか出ないかみたいな時間だった。

 そして、何ごとかと思えば、海を見に行きたいとのことだった。


「ふぁぁぁっふ。まだ暗いし、泳げないわよ」


 二度寝を決め込もうとしたのに、またもやユサユサ。しかも、フォンとダンまでいつの間にか部屋にいてユサユサに参加してきた。


「んもぉ、なによー」

「うみすごいって、みにいきたいの!」


 ショコラの言語能力と寝起きで働かない自分の脳みそに限界を感じていたら、ウィルがどえらく低い声で「あぁ、あれか」だけ呟いた。

 あれってなんだ。教えろよ、と脇腹をドシュドシュとチョップしていたら、アイアンクローをされた。


「日の出とともにセイレーンの大群が泳ぐんだよ」

「セイレーン? 鳥じゃないの?」


 なんか上半身女の人で、下半身が鳥だった海の魔物的ななにかだった記憶があるんだけど。


「鳥ではないな。セイレーンだな」


 だからそのセイレーンはどのセイレーンなのよ。ということで、大急ぎで着替えて海に行くことにした。流石に今から歩くと間に合わないらしく、ウィルに転移で連れて行ってもらうことに。


「ほら、掴まれ」

「「はーい」」




 出る前に寒いだろうからとウィルが厚手の肩掛けを渡してくれたけど、正解だった。夏とはいえ、流石に朝方の海風は寒すぎた。


「きゃーっ!」

「すげぇ」

「すごいね、きれー」


 三者三様で目を輝かせて見ているのは、海面からトビウオのように飛び出して泳ぐ、黄色いペンギンっぽいなにかだった。

 

 目の前に広がる朝方の海は、昇る太陽の日差しを受け青や銀に輝いていて、肌寒さとも相まって荘厳さを感じさせるほどに美しかった。が、ペンギン。いや、ペンギンっぽいなにか。顔が妙に人間臭く、イケメン感があるのだ。

 ちょっと遠くから見てそう思うのだから、たぶん近くに来たら…………気持ち悪そう。


「声に出てるぞ。まぁ、近づかれたらそこそこ気持ち悪い顔してるが」

「やっぱり! 人懐っこいとかないよね!?」

「警戒心が強いから近付いてこない」


 どうやら、朝方に海で餌を食べるときが唯一見られるチャンスなのだとか。そのときだけは警戒心よりも食事優先になるから、とのことだった。

 それを聞いてホッとしていたのだけれど、フォン・ダン・ショコラたちはちょこっとだけしょんぼりしていた。

 え? もしかして撫でたりしたかった系なの? でもウィルでさえ気持ち悪いって言ってるよ? いや、まぁ、動物を愛でる心は大切にしてほしいけど。フォン・ダン・ショコラもどちらかといえば動物には分類されると思うんだけど…………と、色々気になって、あまり感動には浸れなかった。


「腹減った」

「そうね。そろそろ戻ろうかしらね」

「「えーっ」」


 ――――え、そんなに気に入ったの!?




下の方に、書籍化情報載せました!!!!!

表紙絵が最高だで☆

犬月煙先生まじで最高だで!

公開可能になったら画像も載せます←

ってことで、リニューアルした魔王もよろしくですm(_ _)m


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

◇◆◇ 10/10発売! ◇◆◇


魔王様の餌付けに成功しました ~魔界の定食屋で悪役令嬢が魔族の胃袋を掴みます~ 2
書籍表紙


表紙&挿絵は『犬月煙』先生っ!
2巻の表紙もきゃーわゆいのっ!そして、フォン・ダン・ショコラたちのあのシーンやあのシーンががががが!めちゃくちゃヨダレ出るからね!!!

※書籍化に伴い、タイトル・内容・キャラクターなど、大きく変更しております。

♣ ネトコン12受賞 ♣
双葉社Mノベルスf様より、2巻は電子のみでの発売です。
ぜひぜひ、お手元に迎えていただけると幸いです。

販売店舗一例としてリンクボタンを置いておきます。


▷▶▷ 双葉社

▷▶▷ amazon

▷▶▷ honto

▷▶▷ シーモア

― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ