短い期間だけど……深夜帯へようこそ! その3
引き続き、様々な作品の登場人物が出てきます。
今回の登場人物
『ふしがく』シリーズ(http://ncode.syosetu.com/s2604c/)より。
・夏川 紫苑
『ひょんなことがきっかけで異世界で洋菓子店を始めちゃいました!』(https://ncode.syosetu.com/n8356cn/)より。
・如月 萌
『キケサバ』シリーズ(https://ncode.syosetu.com/s8255d/)より。
・イルザ・アナフェローズ
・ヴィンセント・ミッドフォード
『闇医者・悪役令嬢シリーズ』(https://ncode.syosetu.com/s0121d/)より。
・木野 友梨奈
・ジャスパー
紫苑「踊り場から声が……」
(踊り場へ向かう紫苑。その間は他の登場人物達はこそこそと打ち合わせをしている)
友梨奈「先生、起きろーっ!!」(揺すったり頬をペチペチ叩いたりして起こしている)
紫苑「……(見えないところでコント状態になってるなぁ……って、どこかで見覚えが……)」(ひょっこり踊り場を覗き、見なかったことにしようとする)
友梨奈「す、すみません。ちょっと手伝ってくれませんか?」
紫苑「いいですよ(ス、スルーできないだと! あれ? 至って真面目でいい子だな……この子も深夜更新枠の子かな?)……って、先生!?」
ジャスパー「……ふぁーっ……」(大きな欠伸をする)
友梨奈・紫苑「………………」
(互いに顔を見合わせる友梨奈・紫苑。
紫苑「今、先生、起きたよね?」
友梨奈「はい」
視線で会話をしている)
ジャスパー「おやおや、2人揃ってどうしたのですか?」(眠そうに目を擦りながら)
友梨奈・紫苑「ガチで寝てたんだ……(寝起きも美形……)」(トゥクン)
ジャスパー「あのー……2人とも、大丈夫ですか? おーい」
友梨奈・紫苑「………………(先生、可愛すぎなんだけど……)」
友梨奈「あれ?」
紫苑「はい?」
(我に返る友梨奈と紫苑)
友梨奈「えっと、不定期更新枠の人ですか?」
紫苑「そ、そうですが(この子、歓迎してくれてる?)」
友梨奈「やっぱり! 道理で見かけない人だと思ってました。もしかして、完結した私達の次に連日更新される作品の方ですか?」
紫苑「そうですよー。今まで連日更新お疲れ様でした。そして、完結おめでとうございます!」
友梨奈「ありがとうございます! でも、お礼は先生にしてあげてください。私、この枠の中では年齢上の関係であまりいられなかったので……」
紫苑「(年齢上?)何歳ですか?」
友梨奈「1週間前に15歳になったばかりです(注意・友梨奈は11月24日生まれ)」
紫苑「まだ、中学生なんだ……なら、仕方ないね。明日……今日になっちゃったけど、学校は?」
友梨奈「今日はお休みです」
紫苑「今日はゆっくりできるね」
萌「あ、友梨奈ちゃんもきてたんだね!」
イルザ「ここでコソコソしていないで出てくればよかったのに」
紫苑「ここはここで大変だったんですよ!」
イルザ「彼女の連れがアレだから仕方のない話だが……」
紫苑「ああ。作品タイトルにも入っている……」
ジャスパー「さすが探偵さんですね?」(人差し指をイルザの額に触れ、ゆっくりと鼻筋をなぞっていく)
イルザ「し、職業柄でどうしても……(や、止めてくれー!!)」
ジャスパー「僕に何か言うことがあるでしょう?」
イルザ「……す、少し遅くなりましたが……お誕生日おめでとうございます(注意・ジャスパーの誕生日は11月30日。『闇医者・悪役令嬢【改稿版】』完結時刻は12月1日2時だったため)」(小声で)
ジャスパー「もう一度」
イルザ・「っつ……(また同じ台詞を言わなくてはいけないのか……)」
ジャスパー「お願いします」
イルザ「お、お誕生日おめでとうございます」(顔を真っ赤にして)
ジャスパー「ふっ……よく言えました」(満足そうにニッコリ微笑む)
ヴィンセント「どこかから声が聞こえてくるんだけどな……」
イルザ「ぐはっ! し、死ぬかと思った……(って、ヴィンセントの声が近づいてくるではないか!?)」
ヴィンセント「あっ、いたいた。みなさん、準備が整いましたよ! って、イルザ探偵!?」
イルザ「く、屈辱を味わったのだが……」(左手を壁につけ、しゃがみこんでいる)
ヴィンセント「えっ?」
今日はなぜこんなに『うちの子短編集』が更新されているのは理由があります。
今日は本編の注意書きのところに書いてある通りジャスパー先生の誕生日だからという単純な理由です。はい。
2020/11/30 本投稿




