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ドキドキの企画作品エントリー発表! ~作家のたまご編~

今回は『作家のたまごが夢を叶える時』(https://ncode.syosetu.com/n7035df/)より。


今回の登場人物

益子(ましこ)

栗林(くりばやし)

早見(はやみ)

新垣(あらがき) 梨理(りり)


※ 新垣以外の登場人物の下の名前は決まっていません。あらかじめご了承ください。

新垣 「早見さん、栗林さん。一緒にご飯に行きましょう!」


早見「おっ、いいっすねー!」


栗林「私も賛成です! 今日の日替わりランチはなんだろなー?」


早見「栗林さん、()()()食い意地張ってますね!」


栗林「早見さんはいつも私をそんな風に見ていたんですか!?」


早見「そ、そんなことはないっすよ! ねえ、新垣さん!」


新垣「まあまあ、これからはお互いに忙しくなりそうですし、ご飯も一緒に行けなくなるかもしれないので……」


栗林「そうですよね。今度はいつ一緒になるか分からないですもんねー」


早見「今はあり得ないかもしれないっすけど、人事異動とかもあったりしますからね」


栗林・新垣「その可能性もなきにしもあらずですね」


早見「今、こうして一緒にいられるのも奇跡に等しいかもっす」


新垣「早見さん、いいこと言うーっ! このこのーっ!」(早見の頬をツンツンする)


早見「むーっ……新垣さん、誰かに見られていたらどうしてくれるんすか!?」


?「3人で楽しそうだな」


早見「ほら、やっぱり誰かに見られてたっぽいじゃないっすか!」


新垣「恥ずかしがっていたら何も始まりませんよ!」


早見「そこは即答なんっすね……」


新垣「えへへ」


益子「お、こんなところに!」


新垣・栗林・早見「「益子編集長!」」


益子「ちょうどよかった。これから3人で社員食堂に行くのかい?」


新垣「はい」


益子「だったら一緒にどう?」


栗林「いいですよー」


新垣「わたしも」


早見「俺も全然構いませんっすよー」


益子「ならよかった。他の人はたまたま近くの席にいて一緒に食べることがあったけど、君達だけなかなか一緒になる機会がなくてね……」


早見「そう言われてみればそうっすね……俺に至っては編集長とはなろうブックス編集部からのつき合いなのに……」


益子「そうだね。僕も早見さんとはつき合いが長いのに、なんだかねと思ってさ。ところで、栗林さんは日替わりランチが好きなの?」


栗林「(もしかして、最初から編集長に私達の会話を聞かれていたかも……)はい! 一応、メニューの一覧表は食堂の入口に貼ってあるのですが、私は()()()見ないようにしているのです!」


早見「それが栗林さんの楽しみなんすよね?」


栗林「ご名答!」


益子「まずは食堂に行こう」


新垣・栗林・早見「はい」


(4人は社員食堂に向かい、それぞれメニューを選び、たまたま人数分の空いていた席に座る)


新垣「栗林さんが日替わりランチじゃないのは珍しいですね」


栗林「今日の日替わりランチは人気メニューだったみたいで、すでになくなっていたんですよね……」(残念そうにミックスフライ定食を眺め、両手を合わせる)


早見「残念っすね……どんまいです」


栗林「明日こそ、頑張ります!」


益子「ところで、3人は知っているかな?」


早見・栗林「もしかして、例の「完結祭」のことですか?」


(何も知らずきょとんとする新垣)


新垣「えっ!? そのことについて知らないのはわたしだけですか?」


(4人の間に長い沈黙が流れる)


早見「……みたいっすね……」


栗林「……あ、新垣さんはTwitter(ツイッター)とかはやってないんですか?」


新垣「……実は……」


益子「ん?」


早見・栗林「はい?」


新垣「……実は……わたし、スマートフォンじゃないんです……」


益子「……マジか……!?」


早見・栗林「……マジですか……!?」


早見「ま、まぁ、ガラケーでも恥ずかしくないっすよ! 世の中には見た目はガラケーだけど、中身はスマホというガラスマとかあるんすから!」


栗林「そうですよ! 中にはまだガラケーを使っている人もいますから! ねぇ、編集長?」


益子「そうそう」


新垣「その話はもういいです。最近は携帯電話でのサービス終了が多くて、家では小説発掘ができなくて困っていますが、この携帯電話が壊れかけてきたら変えるので、まだいいんです! ところで、その「完結祭」とは一体全体どういうものなんですか?」


益子「新垣さん、よくぞ訊いてくれたね!」


新垣「えっ!?」


益子「ちょっと待っててね……確かこの辺に……」


(益子はポケットからスマートフォンを取り出し、他の3人は待機している)


益子「これが例の「完結祭」のツイートだよ」(新垣に例のツイートを開いたスマートフォンを見せる)


新垣「どれどれ……」


『11月中に「いじめられて自殺した私が闇医者によって悪役令嬢に転生され、過去の自分を客観的に見る【改稿版】(https://ncode.syosetu.com/n1650ef/)」の完結を頂戴するっ!


(この作品を完結させないとこのシリーズ関連の新連載がいつまで経っても始められないため)


#秋の大完結祭 #narou』


(注・楠木 翡翠Twitterより転載)


新垣「いつの間にか完結させる作品が決まってたんですね……」


早見「しかもこの作品ではないのは残念っすね……」


益子「それは仕方ないよ。作者都合かもしれないしさ」


栗林「確かにそうかもしれませんね。もし、その作品が作者にとって人気シリーズだとしたら尚更ですよね。私や早見さんはすでに知っていましたが、新垣さんは初耳なんですよね?」


新垣「そうですよ。わたしはガラケー民ですから! いつかはスマートフォン民になってみせます!」


早見「「スマートフォン民」って……せめて「スマホ民」の方が響きがいいような……」


益子・栗林「……確かに……」

今回は楽しくて長くなってしまった。

でも、「スマートフォン民」は私も言いづらい! ←「スマホ民」派。


2019/11/24 本投稿

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