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東方白妖狐  作者: 火之迦具土
山と都
35/41

参拾弐話 人と妖の境目

ー白詠siedー


数年から数十年を萃香達鬼と過ごした


そして、そろそろこの山を出ようと思う、理由は幾つかあるが一番の理由は、人間の都にかぐや姫がいるらしい


前世において、かぐや姫いえば都を騒がした絶世の美女、一目見てみたかった


そして、かぐや姫は月から来て月に帰る、つまり月の民・・・永琳と関係があるのではないかと考えた


「じゃあね」

洞窟の中で鬼乱と咲耶姫に別れの挨拶をする

「帰ってきたかったらすぐに帰ってきな、待ってるよ」

鬼乱が頭を梳くように撫でてくれるので、それを甘んじて受ける


「・・・あっ、そういえば私も少し外に出てきますね」

急に咲耶姫がいう


「この前やっとのことで、この山にすんでいる姉との仲が良好になったし、駿河の神社に少しいってきますね」


「気をつけてね?」

咲耶姫の袖を引きながら言うと笑いながら頭をなでてくれる

「うん、私も気をつけるから、白詠も危ないことはしないでね?」

咲耶姫の問に頷いて洞窟の外に歩き出す


「沙羅や萃香達には、私から説明しとくよ」鬼乱に鬼達への説明を任せて鬼の集落を出て歩き出した




そして、山を出て人の気配がする方へと歩みを進めていく


数日も歩くと少し小さな集落が見えてきた、集落が見えると同時に集落一帯に私の姿が髪は黒く、耳と尻尾は見えないように幻覚を掛ける


そして、集落の入り口の方へ歩いていく

「其処の者、この村に何か用か?」

入り口近くに立っていた門番のような人間二人に止められる


「・・・旅の者ですが少しの間村に入れてもらえませんか?」

「少し待っていろ、今村長に聞いてくる」

そう言うと門番のうちの一人が村の中へ走っていった


そして、しばらくしてお婆さんを一人連れて戻ってきた


「この者が旅人です」

どうやら、お婆さんは村長のようだったので、門番の人が紹介のため手のひらを向たときお辞儀をしておく


「ほぅほぅ、お嬢ちゃんはどうしたのかな?」

お婆さんはこちらの目線に合わせて話してくれる

「・・・少しこの地をみてまわってます、数日泊めてもらえませんか?」


お婆さんはしばらく考えると

「そうだねぇ・・・私の家で良いなら数日ぐらいはいいよ」

お婆さんが優しく言ってくれる


「村長良いのですか? 素性の知らない者を泊めて」

門番さんがお婆さんに言うが、お婆さんは笑って私を手招きする


「・・・お願いします」

私が頭を下げると

「はいはい」

お婆さんは家に案内してくれた












そんな調子で、何ヶ月か人の村を転々としているときに妙な噂を聞いた




曰わく、人の住んでいる村などに現れては、旅人を探しているらしい




そして、とある村を出た日の夜、そいつは現れた


月明かりの照らす道を歩いていたとき、不意に視線を感じた


「・・・だれ?」

顔だけ後ろに向けて話しかける


「あらあら、なんでバレたのかしら、勘のいい妖怪ね」


ぬるり


空間がさけて何かがでてくる


流れる様な長い金の髪、特徴のある有る紫色の服、そして、顔立ちはとても美しい女性が現れた


女性の出てきた空間の中には幾つもの目玉がせわしなく蠢いている


因みに今は幻覚による変装をしていない


「・・・だれ?」

もう一度質問を重ねる


「こんばんは妖狐さん、私は八雲 紫。スキマ妖怪よ」

扇子で口元を隠しながら名前を教えてくれる

「・・・・・・桜雫 白詠です」

スキマ妖怪という聞き慣れない言葉に、多少躊躇いつつもこちらも自己紹介をする




「・・・私に何か用、ですか?」


八雲さんは口元を隠すと胡散臭い雰囲気で口を開く


「私には夢があるの、何年かけても叶えたい夢よ」

質問には答えないでどんどんと話していく


「それは、人と妖怪がともに住むことのできる理想郷、それをつくりたいのよ」


「・・・でも、出来ないとおもう」

私は思ったことを挟み込む

「何故かしら、理由を聞いても?」

  私は頷いてから話し始める


「妖怪は人を喰らい糧とし、人は妖怪を恐れ退治する・・・これは、どうあっても覆せない」

脳裏には、月の民や今まで関わってきた人間が掠める


「でも、あなたはここ数ヶ月人とともに過ごしてきたでしょう? 他のものにもできるはずよ」

「・・・私は人を喰らわないから」


私のような、人を食べない妖怪を集めるのも良いが、私以外にそんな妖怪聞いたことがない、鬼乱でも人を喰らう


「でも、私には計画があるのよ」

八雲さんは微笑みを浮かべて扇子を閉じる


「まぁ、そんな事より本題に移りましょう」八雲さんは閉じた扇子をこちらに向けて、こう言った






 あなた私の式にならないーーーと






どうも、毎度のことながら更新遅れてしまいすいません、今年一杯は大学受験なので、このペースでいかせてください


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