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東方白妖狐  作者: 火之迦具土
古代編
16/41

拾肆話 歩み・・・

ー白詠sideー


目が覚める・・・

どうやら、寝ていたのは洞窟だったらしく天井は岩だらけだった

何だかとても体が重い、爆発を防ぐことに妖力を使い過ぎたのかもしれない

「鬼乱?」


『私の名を呼ぶなぁぁぁあ!!!』


あの時の声が頭に甦る


「白詠、起きたのかい!?」

洞窟の奥から足音がする

そして、現れた鬼乱は・・・裸だった

「身体を隠してよ」

私が顔を背けると

「何を恥ずかしがっているんだい?」

不思議そうに聞かれる 

「この奥に湖があるから一緒に入ろうか」

そう言ってこちらに近づいてくる

そこであることに気づいた

「あれ?私血まみれだったのに」

「血まみれじゃ可哀想だから洗ってあげたよ」

とてもいい笑顔でいわれた

「・・・服も?」

「もちろんさね!」

顔に熱が集まるのがわかる

「綺麗な肌だったよ」

私は無言で鬼乱の頭をはたく


「そういえば白詠、その尻尾十本もあって邪魔じゃないのかい?」

「大丈夫、ちゃんと封印の術式をもってるから・・・見てみる?」

そう聞くと

「頼むよ」

「じゃあ、『封』!」

自分の中に鍵のかかった『カチッ』という音がした感じがして、妖力が激減する

「へ~、尻尾は一本になるんだね」

それに対して頷く

「うん、尻尾は妖力の大きさを誇示してるからね」

これからは基本的に尻尾は一本で過ごすつもり



「・・・あの後はどうなったの?」

私が爆発の事を聞くと

「・・・あの後は、地面は砕け散っていて、山も消し飛んでいたよ、もちろん人間達のいた都も何もかも・・・ね」

そう言った後悪い空気を払うように鬼乱は立つと

「そういえば、最近『神』とかいう種族が出てきたらしいね・・・見に行かないかい?」神様が実在しているとは・・・まぁ私妖怪がいるからおかしくないけど

「うん、行く」

「じゃあ、出発しようか」

そう言って洞窟を出ていく鬼乱を追いかける


「場所は分かってるの?」

「探しながら行くよ、焦ることもないしね」



私達は再び進み始めた・・・



これで一章が終わりました。

こんなものでも見てくれている人がいるなら次の

二章もよろしくお願いします。


更新不定期ですが見守ってください。 感想や誤字の指摘 お待ちしています、お願いします。


お気に入り登録してもらえると更新がんばれるような気が するのでお願いします。

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