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東方白妖狐  作者: 火之迦具土
古代編
13/41

拾壱話 疑惑

ー白詠sideー


「『これ』をやったのは、白詠・・・あんたかい?」

違うと言ってほしいと目の前の鬼乱の目は語っているが同時に少しの疑惑も浮かんでいる


宴会の日に分かった事は私の性格は鬼達とは合わないようだった

私が無表情で無反応なのに対し鬼達は表情豊で豪快に喋る

そうして、鬼達の集団の中で私は少し浮いた存在だった


それ故に、


事件が起これば私が疑われるのは当然のことだった。



ー数分前ー


「おい!こっちだ早く来い!」

鬼の一人が山の見回りの時何か見つけたらしい

「・・・うっ」

吐き気がした

「こいつはひでぇ・・・」

隣の鬼が呟く


目の前には山積みになった鬼達の死体・・・否、肉片


グチャグチャにされて何人の鬼達が死んだかもわからない

肉に混じって白く太い骨や鬼特有の角が見える


「どうしたんだい!」

鬼乱が到着したようだ

「・・・頭領、これをみてください」

「・・・っ!これはひどいねぇ」

「人間達がこんな事が出来るのか?」


一人の鬼が呟いた事は私も思った

鬼という種族は妖怪の括りの中でも最強ランクの強さを持っている、その鬼を大量にこんな風にできるとはにわかに信じづらかった


「・・・ってことは妖怪、俺達の中に『これ』をやったやつが居るって事か?」


その言葉をきっかけに辺りに疑惑が広まる


そうしているうちに一人の鬼が呟いた

「おれらよりも強い白詠の仕業じゃないか」鬼が一斉にこちらをみる


そして、話は現在へ


「もう一度聞くよ、これをやったのは白詠・・・あんたかい?」


「・・・違うよ私じゃない」

そう言うが周りの疑惑の目が辛い

「・・・でも、皆さんが私だと思うなら私はこの場所をはなれます。それで皆さんが少しでも安心できるなら・・・」


「待て・・・白詠」

此方に手を伸ばして止めようとする鬼乱に

「・・・鬼乱は鬼の頭領何だからドンッとしてないと」

私はそう言って

(自身の妖力を膂力に)

能力を使ってその場を離れる


(・・・これが人間の仕業なら多分近い内に攻撃がくるね、今の内に色々な準備をしないと・・・)


少し短くてすいません。

明日あたりにもう一話投稿します。

更新不定期ですが 見守ってください。

感想や誤字脱字の指摘お待ちしています

お願いします。

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