三匹の子豚 改造しました。
中二病全開です!
どうぞ!
むか~し、むかし、豚のおばあさんが三匹のこぶたと暮らしていました。
「お前達、世の中へ出て、自分たちの幸せを探しておいで。」おばあさんはこぶた達に言いました。
こぶた達は、「おそとに怖いものはないの?」と聞きました。
おばあさんはこう言いました。
「怖いものには気をつけるんだよ。」
こぶた達は「は~い。」と元気に家から出ていきました。
子豚は途中で、ワラをたくさん持った農夫に出会いました。
「農夫さん、お願いです。 家をつくるのにそのワラをください。」
「いいだろう、だが気をつけたまえよ。
この近くにはなんでも食べる狼がいるからね」
「情報ありがとうございます」
子豚はワラをもらうと、それで家をつくりました。
「完成だ!これで僕の家は完成だ!」
一番年上のこぶたは胸を張りました。
一番年上の子豚は芸術の才能があったので藁で円柱型の家を作りました。
そこへ狼が通りかかりました。
子豚は驚いてワラの家に入り、中から鍵をかけました。
「子豚くん、俺を中に入れてくれないか?」
狼は戸口に立ってこぶたに言いました。
「イヤだよ。 そんな事したら食べられちゃうじゃないか。」
「だったら、こっちにも手がある」
すると狼は手を掲げてこういい始めました。
「我が覇道、打ち崩せぬものなし
我が覇道、打ち砕けぬものなし
我が覇道、打ち壊せぬものなし」
狼の手には光が集まっていました。
「行け! 覇道砲!」
狼の手から放たれた気?はまっすぐ藁で作られた家に向かっていました。
ボォォォォォォォォォォォォン!!!!!!!!!
「うっ、うわーーーーーー!!!」
藁の家は気からあふれ出た風で吹き飛びました。
「ふっ、俺の勝ちだ」
どこぞの格闘ファイターのようなポーズをとり言いました。
「くっそ....」
「さて、いただきま~す!」
長男の子豚は食われました。
二番目のこぶたも、「さぁ、ボクの幸せは探しに行こう。」と、ズンズンズンズン歩いていきました。
こぶたは途中で、トゲがたくさんついたハリエニシダを荷車一杯につんだ男にあいました。
「農夫さん、お願いです。 家をつくるのにそのワラをください。」
こぶたはハリエニシダをもらうと、それで家をつくりました。
「どんなもんだい、ボクの家。」 二番目のこぶたは胸を張りました。
こぶたは驚いてハリエニシダの家に入り、中から鍵をかけました。
「こぶたくん、俺を中に入れてくれないか?」
狼は戸口に立ってこぶたに言いました。
「無理ですよ!あなた狼でしょ!
兄さんが最後の力を振り絞って念話で言いました!」
「そうか、なら話は早い
我が覇道、打ち崩せぬものなし
我が覇道、打ち砕けぬものなし
我が覇道、打ち壊せぬものなし」
また狼は唱えました。
「いけ!覇道砲!」
ハリエニシダの家に向かって放たれた。
ドカーーーーーーーーーーン!
次男豚の家は吹っ飛びました。
「くくくっ、さて食べますか」
「くそっ!弟よ、仇を.....」
パクっ
狼は次男豚を丸のみしました。
一番年下のこぶたは、「さぁボクの幸せをつくりに行こう。」と、ズンズン歩いていきました。
こぶたは途中でレンガをたくさん運んでいる男に会いました。
その後、家を建てるために土地を探していた時に本が落ちていました。
「なんだ、これ?」
三男豚が本を拾うと急に本が光り始めました。
「うっ、うわーーーー!!」
三男豚の周りを光が覆った。
三男豚の前には杖が落ちていました。
「? なんだ、これは?」
その近くには本も落ちていました。
三男豚が本を拾い、読み始めると頭がさえてきました。
ですが、そこに狼が通りました。
「あの豚どもの三男か
食っていいか?」
「食うんだったら僕を倒してみろ!」
「望むところだ!」
狼は手を前に
三男豚は杖を持った。
「我が覇道、打ち崩せぬものなし
我が覇道、打ち砕けぬものなし
我が覇道、打ち壊せぬものなし」
「いけ!覇道砲!」
狼は覇道砲を放ちました。ですが、三男豚は
「聖なるバ〇アーミ〇ーフォー〇!」
三男豚が放った魔法は狼の攻撃を跳ね返し、狼に当たりました。
「ギャャャャャャア!!!!」
狼はのたうちまわりました。
追い打ちをかけるかのように魔法を唱えました。
「火炎弾!
氷結弾!
雷撃弾!
水冷弾!」
三男豚は四連続で唱えた。
当たった狼は黒焦げになりました。
狼は攻撃をくらい何か小言を言った後息絶えました。
三男豚は魔法を使い家を建て、その数年後伴侶を得て末長く幸せに暮らしました。
めでたし、めでたし