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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。

血に飢えた悪魔軍団で世界平和を築きます

作者:Bimbanana
最新エピソード掲載日:2026/03/21
 ようこそ、惑星タルヴァリスへ。

 ここは魔法があり、ドラゴンが空を飛び、そして豊満なエルフの美女が暮らす――どこにでもありそうな異世界ファンタジーだ。

 すべては女神セレスが思い描いた通りの、美しく理想的な世界。

 ……街角にある奴隷市場や種族差別さえ見なければ、の話だが。

 だが、この絵のように美しいファンタジー世界を維持するには、神の力が必要になる。

 幸いなことに、神力はタルヴァリスの住民――タルヴァリアンたちの祈りによって充電できる。
 そして、死の間際に捧げられる祈りほど“高品質”なものはない。

 だからこそ、時々悪魔の侵略が必要なのだ。
 もちろん侵略をやりすぎないように、チート級の異世界勇者も召喚する。

 可愛いタルヴァリアンたちが全滅してしまったら困るからね?

 ――だが今回は、天界の人事部がミスをしてしまった。

 アレックス・ソロモンは、十代でもなければ、ハンサムでもない。
 そしてもちろん、日本人でもない。

 ただの普通のミレニアル世代の男だ。
 少し出た腹を抱え、毎日ほとんどの時間を画面の前で過ごしている。

 ……そう、今これを読んでいる君と同じように。

 当然ながら、女神の基準にはまったく合格していない。

 その結果、怒り狂った美しい女神はアレックス・ソロモンに呪いをかけた。

 彼をオークへと変え、魔界へ追放したのだ。

 持ち物はたった一つ。

 ――地球のインターネットにアクセスできる能力だけ。

 悪魔たちの中に放り込まれたアレックスは決めた。

 女神が自分を怪物にしたいのなら、
 とびきり最悪の怪物になってやろうと。

 ――“アイデアを持った怪物”に。

 ミーム、ウィキペディアの記事、そして偉人たちの誤引用を武器に。

 彼と「ムリカ統一悪魔王国」は復讐の旅に出る。

 地球で最も効果が証明されている方法によって――

 タルヴァリスに
 世界平和、自由、そして民主主義を広めるために。

 トマホークミサイルを、

 一発ずつ撃ちながら。
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