表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
The end of the order  作者: Rasinban
12/24

第十一話 揺れるドイツ

 Darkness cannot drive out darkness; only light can do that. Hate cannot drive out hate; only love can do that. (闇を闇で追い払うことはできないが、光だけはそれを可能にする。憎しみを憎しみで追い払うことはできないが、愛だけがそれを可能にする。)— Martin Luther King, Jr.


〜新聞社〜


 朝会社に来たら、突然先輩と社長室に呼び出された。何か俺やらかしったけ?先輩もどこか不思議そうな顔をしている。

社長が口を開いた。

「君たちはテレビジョンというのを知っているかね?」

「てれびじょん?何かちょっと前に日本でも公開実験してましたね?」

「良く知ってるね。それで君たちには東ドイツに取材してもらうことになったのじゃ」

「何でわざわざ東ドイツに行くんですか?」

「昨年の12月21日にドイツテレビジョン放送といって東ドイツの国営放送の一般放送が始まったんだが、それを君たちには取材してきて欲しいんじゃ」

「分かりました」


 社長室を出たところで先輩が話しかけてきた。

「なあ、12月21日って確かさ、、、」

「あっ、、、スターリンの誕生日ですか」

「それに合わせて始めるくらいだからよっぽどプロパガンダ的ってことだろうよ」

「それって東ドイツで自由に取材ってできるんですか?」

「知らね」

「えっ?」


〜ダレス邸宅〜


「CIAから既に聞きましたよ」

「長官は耳が早いことで」

「その件については共産主義を撲滅するために一旦は容認しておいて、その後に適当にいちゃもんつければいいでしょう」

「またそういうことをおっしゃられる、、、」

「私たちとナチスは絶対に相容れない。そうなった時に自由と正義と民主主義を世界にもたらすことこそがアメリカ合衆国の使命なんだよ」

 春休みでだらだらしていたら、執筆が全く進みませんでした。どうも作者です。この世界線だと史実よりも一年早くドイツテレビジョン放送の一般放送が始まりました(史実だと1952年12月21日)。次回は、ドイツ編です。いいね、評価、ブックマーク等してもらえると、執筆の励みになりますのでどうか宜しくお願いします!


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ