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傷口にボンド  作者: 青山レム
灰の物語
10/10

突然の現実逃避

珍しく実況席にオシャレな芸能人が来た時

「古い松の木に抱きいて分かったんだけど、人間は自然の1部だと認識させられた」そんな事を言っていた。


ふと、用事の無い休みの時にその言葉を思い出した。

(やる事ないし、近所の公園に行ってみるか)


公園について、オシャレ芸能人がいうように大きな木に抱きついてみた。

(んー不快ではないが、そこまでは無いかな)

晴れた日の公園は気持ちが良く、辺りに人も見当たらないので気持ち良さそうな芝生に寝転んでみることにした。

(あ、気持ちな、、、)


少し寝転び起き上がると、身体中に虫に刺されている。

(痒っ、自然と一体になってるのに刺すなよ。)


帰り際に松の木を見ると、松の木は虫の幹には虫の卵が産み付けられていた。


(人間って少し芝生に寝転ぶだけで虫に刺されるんだから、人工物に囲まれるようにしたんだな。当たり前の事に改め気付かされたな)


ふと、あまりにも酷い事を言われたので

現実逃避してしまった。



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