京事変〜能力~
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京都に猿の神が降りてきてから1時間5分、やっと東京神殺し(アダムキラー)団体が到着した。
「おいおいおいおいおいおいっ!どうなってんだよ、どうゆう事だよ!この状況説明してくれよ!」
と春山勝が叫んだが誰も返事がなかった。全員唖然とその焼け野原となった京都の町を見下ろしていた。
「八十神さん!どうなってんスか!?猿の神が見当たらないし、京都の団体も見当たりませんよ」
「あぁそうだやな。既に京都の団体の人たちが倒したんじゃないか?」
八十神のその言葉に5人は救われた。自分たちが遭遇した馬の神みたいな怪物と戦わなくて良いんだとホット心が緩んだ。
「京都神殺し(アダムキラー)団体には、白蛇使いの猿山古谷がいるからな。あいつは日本の黒い霧使いの中で三本の指に入る強さの奴だ。負けるわけがないだろう。」
ヒュー〜~〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ̄っ!!!
ずっど~〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ン!!
と、いきなり5人は上空30mから落下した。
「なんでいきなり黒い霧を解除するんだ!危ないじゃないか!!たまたま地面がぬらるんでいたおかげで大怪我は無かったものの!」
と、小西が怒った口調で言った。
が、春山勝の姿がない。周りを見渡すが辺りが暗くて探すことが難しい。
「きゃーーーー~〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!」
と幼い少女(白井吹雪)が叫んだ。少女の目の前には、男の生首が転がっていた。その声に駆けつけた八十神は青ざめたかおで言った。
「これは……猿山古谷じゃないか…」
燃え盛る京都の町。最強の3人の1人が死んだ今、我々人類は思った。人間は神の力には勝てないこと。世界で発見されている神の数は増えてきている。これは世界の滅亡を意味していることを。
ウッキーーー〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
勝ち誇った顔で、奇声をあげている猿の神に一人の男が駆けつけた。
「やぁお猿さん。俺と遊ぼうぜ。絶望の淵に叩きつけてやるよッ」
「ン?この俺様に言ってるのか?小僧。口の利き方が鳴ってないウキッ」
「覚えときな俺の名前は浦島健也。黒い霧使いだ!お前は黒い霧を無効化する能力があるとわかったぜ。倒せる方法はただ1つあるぜ、それは黒い霧を使わない事だっ!!」
次の瞬間、上空には戦闘用ジェット機が5機が通ったかと思うと、何かの物体を落とした。
ピカっ!!!
次の瞬間、辺りは光が覆った。
~〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
月にいる最高神天照が指さした方向の先はアメリカ合衆国。何かが始まろうとしていた…
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