1000年後に現れた男
黒いスーツの大男は、自分の名前は八十神吾山と教えてくれた。八十神さんは、馬を倒したあと、俺(浦島健也)とほか3名は車に乗せられた。乗ること2時間ぐらいで高級ビルのような縦長い建物の前で降ろされた。
「ここが神殺し(アダムキラー)団体の本部だ。中に入れ。」
中に入るとそこは、驚くほど何も物が置いていなかった。ただ薄暗い廊下を通り、300mぐらい進んだ後、目の前にあるドアに入るよう言われた。ドアを開けると4席の椅子だけが部屋の中央に置いているだけだった。椅子に全員が腰掛けると、
「今から、俺ら人間と神の関係について話そう。それは1000年にもさかのぼる・・・・・・
これから、八十神さんから3時間にも及ぶ、この世界の歴史や自分たちがすべき事を話してくれた。
要約すると、1000年前に宇宙飛行士だったある男が、宇宙探査機の不慮の事故により、1人だけが行方不明になった。その後も探すも見つからず、誰もが死んだと思っていた。だが、今から半年前、地球に1個の隕石が落ちた。その隕石の中から、人間がでてきた。その人間は、正方形の箱を抱えていた。その人間は1000年前に行方不明になった男だと分かった。男は正方形の箱をその場に置いていくと、男は消えた。その日を境に、神が現れたという・・・
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月に現れた12体の神 の内、一体が地球に向かって動き出していることは、まだ人類は知らない……