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暇だったので世界を滅ぼしてみた  作者: あゆむじょじょ
プロローグ〜終末に太陽の如く光り輝く〜
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はじまりの合図




狭い部屋に鳴り響くアラームの音が数十秒鳴り続く。



一日のはじまりの合図だ。時計を見ると、午前7時半を過ぎていた。いつもなら朝ご飯を食べて学校に向かわないといけない時間だ。



だが今日は違う。何故なら、毎週水曜日の朝8時から始まるアニメを生で見たいからだ。そう、今日はその水曜日。学校になんて行っている暇じゃないのだ。


同じクラスこ小西には

「録画したらいいじゃないか」


と言われているが、自分からしたら生で見るアニメの良さがなんで分からないのか不思議だ。丁度、時間がが8時に差し掛かった時だった、突然テレビ画面に亀裂が入り、さっきまで明るかった画面が真っ暗になった。



5分ぐらいたったのだろうか、驚きのあまりその場を動くことが出来なかった。テレビ画面の方から微かに声が聞こえてきた。



耳を澄ますと、その声は同じクラスの小西だった。



「けんちゃん…けんちゃん……世界を救って…」



「学校で待ってる…」




この言葉をずっと繰り返していた。確かにこの声は小西だ。とりあえず深呼吸をして冷静に考えてみたが分からなかった。


一人暮らしと言うのもあって誰にも相談できないので、壊れたテレビの件を一旦置いといて学校に向かうことにした。すぐに制服に着替え、靴を履き玄関を出た。



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



4月7日水曜日 午前8時30分


12個の隕石が地球に向かってきていることに、人類はまだ気づいていなかった。




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