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自問自答の果て

作者: 手葦 藤桜花

無い物ねだりは人の本能か

ただの純粋な願いか願望か


自問自答繰り返しても

やはり無いものはないんだ


それを得ようと自分の中探してみても

どこにも見当たらない

努力してみたところで定着しないようだ


私からあなたに与えられるものは優しさではなく

ただの自己満足な迷惑でしかないと知った時

私はどうしようもなく

この上ない悲しみと寂しさの中を

漂いさ迷い埋もれていくのだ


心に続く道は理性なのか

答えを求めるこれは‥どんな名前をもつのか


自問自答繰り返しても

やはり何も出てきはしないのだ


現実をただ現実としてありのまま受けとめるのは難しいこともある

けれど偽りと事実で取り繕い納得出来るほど愚かにはなりたくはない


どんなに望んでも願っても私は私でしかあり得ない

私以外のなにものにもなれないのだ

誰かがいつか私を私のまま

なにものにもかえがたい唯一のものだと受けとめてくれたならそれは幸せなことだろう


その誰かがあなたならと願わずにはいられない

本当の優しさをあなたに捧げられるように

今は歩みを止めず進み続けるのだ


自問自答の渦中でたどり着いた先は

やはりあなたなんだ

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