表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
13/30

夢のような出来事。 雷・永海 編

優の携帯の画面に映し出された文字列。


ーー永海の好きな人は雷。


あれは、本当なのだろうか。

今まで恋愛なんて、考えてもいなかったが、いざとなると気になって仕方ない。

「うーん。 永海が俺のことをねぇ。」

目をつむると、永海(かなり美化してる)が映し出される。

「いやー! やっべドキドキするー!」

ベッドに寝転んで枕を抱いて悶える俺はかなりシュールだろう。

「明日、学校が楽しみだなぁ!」


◇◆◇


「おはよう、雷。」

「お、おはよう!」

朝一番で、永海に声をかけられた。

うわー! めっちゃ普通じゃん!

ちょっと、こんなこと考えてたんだけど……

『ら、雷……? よく、寝た?』

とか、上目遣いで言って欲しかった。 うん。

「どうしたの? 雷? 頭でも狂ったかしら?」

「いや? てか、それひどくない!? 泣きそう。」

「あ、ごめんなさい。 もともと狂ってたわね。」

出ましたよ。 永海さん必殺の超絶ブリザードの目。

「……ううっ。 狂ってますよ!? 俺!」

「冗談よ。 今日の放課後も遅れずに来ることね。」


放課後遅れずに→遅れないで→雷がいないと寂しいの!


「うん! 絶対に行きます!!!!」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ