表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
12/30

夢のような出来事。(完)

その日の夜。 親は仕事で遅いので、家には俺と咲が二人きりである。

「……ごめん。 優。 本当にごめん。」

「いや、別に気にしてねぇよ?」

「だって、答えがまさかの雷なんだもん!」

このセリフ……今ので何回目だろう?

咲はさっきからこれを繰り返しているのだ。

「で? 雷と永海はくっつくと思うか?」

「あの二人は、意外といいコンビよ?」

「……わかる気がするよ。」

「あ! 優? 香織のこと、どうするの?」

「返事は……決めてるよ。」


◇◆◇


翌日の登校中。 俺は肩をトントンされた。

「おはよう。 玉池。」

「うぃーす! 今日も頑張ろー!」

「おー! と、玉池。 ちょっと来てくれ。」

玉池は表情を硬くして、しっかり着いてきた。

通学路から離れた公園のベンチに座り、話す。

「もちろん、あのことだ。」

「……うん。」

玉池は顔を紅く染め、目を潤ませる。

だが、俺の目をじっと見つめている。

「俺も好きだぞ。 お前のこと。」

「本当? 本当に?」

「本当の本当だ。 その代わり……」

「その代わり……?」

「俺、寂しがりだからずっと一緒にいてくれ。」

「私からも、お願いしますっ。」

「それと、俺たちのクラブに入ってくれ。」

「うんっ! 喜んで!」


こうして、俺と玉池は恋人になった。

手を繋いで通学路を歩いたときは、死ぬほど照れたね。

俺、ウブだから!!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ