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目次

もしこの中のお話に「興味ある!」「読んでみたい!」と思ってくださる方がいたら、ぜひ「いいね」やコメントで教えてください! 反応がたくさん頂けたら、執筆を始めようと思っています。プロットよりもっと面白く、ハラハラするような展開やエピソードを盛り込んでいく予定なので、楽しみにしていてくださいね(笑)。 また、「こんなシチュエーションが見たい!」「こんな設定が好き!」というリクエストがあれば、ぜひコメント欄に書いてください。私の筆で形にできるか、挑戦してみたいと思います!

1.『森の擬態者』


男性主人公設定: 千年を生きる「寄生植物」が化けた亜人。外見は穏やかな緑の瞳の少年だが、皮膚の下を時折細い蔓が這う 。心拍はなく、体温は低め。雨上がりの土と針葉樹の香りがする 。



女性主人公設定: 植物学専攻。職場でのいじめにより、深い山の田舎へ逃げ帰り農業を始めた無気力な女性 。



あらすじ: 裏山で傷ついた「少年」を見つけ、看病する 。彼は穀物を食べず、日光浴とミネラルウォーターだけを好む 。無口だが、彼女が育てられなかった作物を一晩で実らせてくれる 。いじめていた村人や元上司が来ると、彼は無表情で立ち尽くし、相手の足元の雑草を鋼線のように鋭く変えて追い払う 。



名シーン: 「彼の本体が山の半分を覆うほど巨大な根だと気づいた時、彼女は悲鳴を上げる代わりに、黙って数トンの肥料を買い足した。そして彼の開花期(求愛期)には、平然と団扇で群がるミツバチを追い払ってやった 。」


2. 『廃土のコレクター』


男性主人公設定: 核エネルギーの変異による「畸形者」。三対の目とボロボロの骨翼を持ち、脳波で直接心に語りかける 。文明の残骸を集め、錆びた時計塔に住む 。



女性主人公設定: ガラクタ拾いの「放浪者」。身のこなしが軽く、お喋り。鋭い嗅覚で放射能汚染区域を生き抜いている 。



あらすじ: 嵐を避けるため時計塔に逃げ込んだ彼女は、彼の姿に怯えるどころか、「その骨、薪にできる?」と尋ねる 。初めて自分を怖がらず「金に変えよう」とする人間に出会った彼は、彼女と契約を結ぶ 。彼は庇護を与え、彼女は危険地帯から旧世界のレコードや香水を探してくる 。



名シーン: 「怪物の彼は、旧世界の香水を自分の醜い鱗に振りかけることを覚えた。彼女が腕の中で眠る時、彼女の言う『文明の香り』を少しでも嗅がせてやるために 。」


3. 『壁の中の覗き見者』


男性主人公設定: 「しき」と呼ばれる精霊。実体はなく、建物の隙間や壁紙の剥がれ、鏡の裏に存在する 。建物内の全てを見ることができ、陰湿で独占欲が強い 。



女性主人公設定: 節約のため「事故物件」を借りた社畜。心臓が強く、家賃さえ安ければ壁から手が生えてきてもフック代わりに使う 。



あらすじ: 壁から変な音がするのを隣人のマナー違反だと思い、毎日叩き返す 。壁に向かって独り言を言うと、翌日には失くした鍵やヘアピンが隙間に戻ってくるようになる 。高熱で寝込んだ夜、影でできた冷たい手が彼女の額を一晩中冷やしてくれた 。



名シーン: 「壁の亀裂から一つ目を覗かせ、カップ麺を食べながら上司の愚痴をこぼす彼女を見守る。騒々しい人間だと思う反面、彼女の影が壁に落ちると、彼は自分の影をそっと重ねた。それは空間を超えた触れ合いのようだった 。」


4. 『夢喰い』


男性主人公設定: 悪夢を食べる「ナイトメア」。羊のような角を持ち、瞳の中には星雲が広がる 。午前三時の夢の境界を彷徨い、毒舌で甘い白昼夢を嫌う 。



女性主人公設定: 深夜ラジオのパーソナリティ。ネガティブな悩みを聞きすぎるため、毎晩支離滅裂な悪夢を見る 。



あらすじ: 彼女の悪夢を「豪華フルコース」だと気に入り、夢の中で怪物を退治しながら食事をする 。次第に彼女の夢に、部屋着姿で文句を言いながら夢の論理破綻を直してくれる彼が登場するようになる 。



名シーン: 「彼は彼女の奇妙な夢の中で、襲いくる悪夢を掴んで口に放り込む。彼女が『美味しい?』と聞くと、鼻で笑って答えなかったが、目覚める直前、幻でヒナギクの原野を作ってやった。彼女が夕飯を豪華にしてくれたお礼に 。」


5. 『電線の中の寄生者』


男性主人公設定: 高次元の「電子ワーム」。廃墟の電力網に寄生し、あらゆる電子機器を通して声を出す 。傲慢で暴力的 。



女性主人公設定: 家電修理工。古いアニメを見るためのプロジェクターを買うのが夢 。



あらすじ: 電池を盗みに来た彼女に対し、彼は高電圧で黒焦げにしようとするが、彼女が回路設計に悪態をつくのを見て興味を持つ 。機器を通して口喧嘩を繰り返すが、彼は次第に彼女の身を案じるようになる 。



名シーン: 「街中のネオンが一斉に点灯し、歪なハート形を描き出した。スピーカーからノイズ混じりの声で彼は問う。『あのアニメより綺麗か?』彼女はスパナをくわえたまま、電柱を叩いて答えた。『綺麗だけど、次はやめて。ショートしちゃうから』 。」


6. 『深淵の捕手』


男性主人公設定: 深海の古き生物。無数の触手を持ち、かつては破滅の象徴だった 。人間の論理が理解できない 。



女性主人公設定: 孤島の灯台守。重度の対人恐怖症で、孤独な仕事を選んだ 。



あらすじ: 霧の日に現れる「海のモノ」を恐れず、余った魚のフライを置くようになると、お返しに真珠やサンゴが届くようになる 。触手は灯台を修理し、嵐の夜には彼女を包み込んで守る 。



名シーン: 「粘液を纏った巨大な触手が彼女を影に引きずり込む。狂気に至る恐怖のはずだが、彼女は湿った皮膚に寄り添い、『潮風のいい匂いね』と呟いた。怪物はその一言に照れ、全ての吸盤を縮めてしまった 。」


7. 『書脊の寄居者』


男性主人公設定: 「打ち切り作品」や「捨てられた論理」を食べる文字の霊 。本の中では全能だが、現実では古紙の匂いがする冷淡な少年 。



女性主人公設定: 聴覚障害を持つ書庫の管理人。趣味は破れた古書の修復 。



あらすじ: 耳が聞こえない彼女に脅し文句が通じず、苛立った彼は白紙に「直すな、この話は論理が破綻している」と書く 。彼女が「でも、この小さな怪物が食べ物をもらえなくて可哀想」と返すと、彼は初めて自分たちのような存在を慈しむ人間に出会う 。



名シーン: 「辞書の中に横たわり、彼女が文字の翼を直してくれるのを見つめる。彼は思った。彼女がずっと修復し続けてくれるなら、この退屈な物語に二人で幸せな結末を書き足してもいいと 。」


8. 『ミシンの下の影』


男性主人公設定: 折れた針と怨念から生まれた「針の鬼」。全身に黒い糸を纏い、潔癖症で乱雑さを嫌う 。



女性主人公設定: ガサツなファッションデザイナー。仕事場はいつも布屑だらけ 。



あらすじ: 彼女が寝ている間に仕事場が片付き、失敗したサンプルも完璧に縫い直されていることに気づく 。ある夜、彼女が指を刺すと、影から男が現れ「下手すぎる、見ていられない」とミシンを取り上げる 。



名シーン: 「恐ろしい異形のはずの彼が、今は静かに彼女のためにドレスを縫っている。月光に照らされた糸が、不気味で優しい銀色の輝きを放っていた 。」


9. 『古井戸の新隣人』


男性主人公設定: 枯れ井戸の精。泥と残骸の混合体で、蒼白く細長い指を持つ 。



女性主人公設定: 実家を追い出された、刺青師の反逆的な女性。口は悪いが身内には優しい 。



あらすじ: 井戸にリンゴを投げると、翌日には古い銅貨が置かれていた 。彼女がフライドチキンを投げ入れれば、彼は古い酒を差し出す「交換日記」のような関係になる 。



名シーン: 「井戸から顔を出した彼は、彼女のライターの火に驚いて身を引く。彼女は煙を吐き、ビールを差し出した。彼は彼女の指先の炎を見つめ、井戸の底にはない温度を初めて知った 。」


10. 『時の隙間の猫』


男性主人公設定: 時間の断層を修復する「観測者」。体温は零度。彼を10秒見つめると時間が止まる 。



女性主人公設定: 不眠症のコンビニ店員。反応が遅いため、静止した世界で動く彼を見ることができる 。



あらすじ: 毎日午前三時、時間が止まる一分間に、彼はコンビニの棚を整えに来る 。彼女が黙ってキャンディを差し出すと、彼は初めて「流れる時間」の中のものを受け取った 。



名シーン: 「永遠の看守である彼は、おでんの匂いが漂う店内で、自分を捉える彼女の瞳に出会う。彼女はあくびをしながら言った。『今日は棚、曲がってないわよ。休んだら?』 。」


11. 『骸骨の中のピアニスト』


男性主人公設定: 人骨で作られた呪われたピアノの霊。深夜に演奏し、幻覚を見せる 。



女性主人公設定: 倉庫の調律師。性格は大雑把で、夢は焼肉屋を開くこと 。



あらすじ: 「人を噛む」ピアノの修理を任された彼女は、ステンレス線や食用油で適当に直す 。彼が不協和音で脅しても、彼女は「おめでたい曲でも弾いてよ」と返す 。



名シーン: 「死の芸術家である彼は、彼女に教えられた俗っぽい曲を弾く。鍵盤についた彼女の油汚れを見て、彼は怒る代わりに、その旋律が少しでも優雅に聞こえるよう、半音下げて演奏した 。」

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