表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
「銀河騎士隆盛記 零」オッサン銀河騎士は太古の地球に不時着し、縄文文明期の古代剣法を習得し、その剣、五次元の域に達する。  作者: ジム・プリマス


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

87/123

銀河騎士隆盛記 零 天の章 27~28 コイン・トス


コイン・トス


27

 今朝、作ったパンケーキも天然の小麦粉と、玉子と、イースト菌と、バターと、牛乳で作った。


 マヨネーズだけは玉子と、植物油と、塩と、植物酢に、グルタミン酸ナトリウムという合成調味料を使って作った。

 豚のベーコンは、ファクトリー(銀河連邦公社)のコンビニエンスストアーで売られている、カットしたパッケージのものではなく、わざわざブロックのものを取り寄せて、それを自分で切ったものだし、玉子と、牛乳と、レタスはファクトリー(銀河連邦公社)が出資した大型小売店チェーンで買ってきたもの

だ。


 そこそこ大きな屋敷を借り受けるにあたって、カンデンとキンタは家政婦を雇うかどうかで話し合ったが、PE57Qの手を借りて、三人で力を合わせて、食事の用意も含めた生活全般のルーティンを、こなして行こうということに決まったから、サンマナでの生活でそうだったように、自分の面倒めんどうは自分で見るという生活を、続けてゆくつもりだったが、そこに女性のベルセラが加わるとどうなるのか、少し心配だなとカンデンは思った。


 カンデンがパンケーキサンドを一つ残したので、キンタとベルセラの二人が、パンケーキサンドの所有権をめぐって、言い争っていたのだが、PE57Qが二人の間に入って、それならコイントスで決めたらどうですか?と助け舟を出した。


 真剣なコイントス勝負で、キンタが飛ばした0.5クレジット硬貨の、表の目を言い当てたのはベルセラの方だった。ベルセラは歓喜し、キンタは涙をのんだ。


 キンタがやっていたイオン噴出スカート整備もあらかた終わったので、ベルセラが加わった一行は、格納庫の自動扉を閉めてセキュリティをかけて、イオノクラフトに乗り込んで屋敷に戻ることにした。


28

 屋敷に戻って、ベルセラが、イオノクラフトから降りると、カンデンの指示でPE57Qが部屋まで案内してくれた。


 ベルセラの為に、いくつかあるメイド用の居室の一つを、カンデンとキンタとPE57Qで手分けして、掃除と片付けは、済ませておいてくれたようなののだが、寝具とシーツまでは荷解にほどきしてしてなかったので、ベルセラは自分で居室のベットメイクをすることになった。


 メイド室だったと聞いていたのに、部屋の中には作り付けのウォークインクローゼットがあって、鏡台と机がならんで置いてあって、セミダブルの大きなベットがあって、個人用の、清潔な、洗面台と一体の浴室と、トイレがあって、ベルセラとしては申し分のない待遇だった。ジンウ寺院の宿坊の女性用の居室と比べても、雲泥うんでいの差だった。


 ベットのうえに腰かけていると、部屋のドアをノックする音が聞こえたので、ベルセラがドアをあけると、ベットメイクと荷物の片付け(とは言ってもズタ袋をクローゼットに放り込んだだけだが。)が終わったのを見越して、屋敷の案内をカンデンから頼まれたPE57Qがドアの前に立っていた。


 屋敷の中には小規模な舞踏会ぶとうかいくらいには使えそうな大ホールと、それよりかは、やや狭い小ホールがあって、案内してくれたPE57Qの話のよると、カンデンとキンタはそこと、高い塀で囲まれた屋敷の庭で、鍛錬たんれんをしているということだった。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ