表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
「銀河騎士隆盛記 零」オッサン銀河騎士は太古の地球に不時着し、縄文文明期の古代剣法を習得し、その剣、五次元の域に達する。  作者: ジム・プリマス


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

68/123

銀河騎士隆盛記 零 地の章(キンタの新しい技編)3~4 キンタの凄い技2


キンタの凄い技2


 カンデンは反射的にキンタに問うていた「今の技を誰に習った。」それに対してキンタは「自分で考えました。」と、うろたえているように答えた。


 カンデンは「今の返し技をもう一度、見せてくれ。」とキンタに頼んでいた。


 キンタはおずおずとカンデンの前で切り返しの技をやって見せた。カンデンは一度では満足、出来ずに「もう一度。」とキンタに頼んで、二度、三度と繰り返してもらった。


 キンタは上段から勢いよくトーウを下段まで、振り下ろして、カウンターをくらわすように、左手首をスナップを利かせて切り返し、右肘を立てて突き上げるようにしてトーウの切っ先を跳ね返していた。恐ろるべきことに、その度にキンタのトーウの切っ先はビュっと風切り音を発していた。


「キンタ、この技、どうやって見出したのだ。」カンデンは感嘆の声を発した。


 キンタが語るところによると、ボーア老師から創意工夫をせよとの公題を、かせられていたので、かしのトーウで色々と試してみて、この切り返しをたまたま、思いついたのだそうだ。


 色々と、試してみたところ、最初は風切り音などしないくらい、遅い速度だったのだけど、日課になっている一日、一万回の素振りの練習の度に、この技の練習を繰り返しているうちに、特に、振り下ろしたときに、その勢いのまま一気に、左手首のスナップを利かせるように,、切り返すと、うまくいったので、そればかり練習していたところ、風切り音を生じるまでになったという。


「素晴らしい。キンタこの技、私も使わせてもらってもよいか。」カンデンにそこまで、いわれて、やっと、キンタは自分が編み出した技の真価を自覚したようだった。キンタはこの時に、やっと師の前で、初めて満ち足りた笑顔を浮かべた。


 その場で実際に、カンデンはキンタの返し技を、試してみたが、カンデンのトーウは風切り音を発することはなかった。この技を会得するためには、毎日の樫のトーウの素振りの練習がひつようだった。そのあたりが、この技の恐ろしさを表しているところだ。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ