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「銀河騎士隆盛記 零」オッサン銀河騎士は太古の地球に不時着し、縄文文明期の古代剣法を習得し、その剣、五次元の域に達する。  作者: ジム・プリマス


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銀河騎士隆盛記 零 地の章(PE57QとYWC2編)31~32 砂鉄を分析するYWC2


砂鉄を分析するYWC2


31

 とにかく二人はこうしてボーア老師から、コッポの手ほどきを受けることになった。


 二人が樫のトーウで素振りを始めると、ボーア老師はしばらくそれを近くで眺めていたが、「稽古けいこはげめ。」と言い残して自分のヤシキのほうに歩き去ってしまった。


 YWC2が「鉄、集マッタカ聞キタイ。」というのでPE57Qは素振りをしているカンデンに、ウミチィの青年ドルトと、ヤマチィの娘マシリに、鉄があったかどうか聞くために、オオヤシキに行きたいむねを伝えた。


 カンデンは「アシナシ様は物好きだな、そこまでタチにこだわるか。」と言うと「稽古中けいこちゅうはこちらのことは気にしなくて良いから、行っておいで。」と素振りの手を休めて答えた。


 ここで銀河騎士隆盛記 零 (コッポ修行編)パート1「コッポの修行」につながる。ここからはカンデンとキンタが、修行をしている間に、起ったことを、引き続いてPE57Qに語ってもらうことにする。


32

 PE57QとYWC2は15分ほど歩いてオオヤシキに向かった。オオヤシキの中に入ると族長のダイがいたので、PE57Qはヤマチィと、ウミチィは今日は何をしているのか聞くと、ヤマチィはセリを摘みに近くの丘に上っていると言い、ウミチィは近くの浜にあさりとハマグリを集めに行ったと言う。


 PE57Qがマグネットにくっつくものがあったか、ドルドとマシリの二人から聞いてないか聞くとダイは「ああ、二人が持っているクロイタにくっつくものことですかな?そういえば確かマシリが、少し前に川に魚を突きに行った時に、川の砂がたくさんくっついてきたと言っておりましたな。

 

 たしか少し持って帰ってきたものを、オオカミタナに奉って居りましたな。漆椀うるしわんに盛っておったと思いますので、ご入用なら持って行ってくだされ。」と言うので、PE57QとYWC2がオオヤシキの、巨大なオオカミタナをみてみると、山盛りのウドと青々としたセリが入った丸籠の横の、うるしを塗った土器の椀に、黒い砂のようなものが盛られているものを見つけた。


 早速、YWC2は胸部のマニュプレーターを露出させて、黒い砂をサンプル採取口を開いて採取して、レーザー式原子吸光分析機で分析したところ、それは純度の高い磁鉄鉱が粒状になっているものであることが分かった。


 それを知った時YWC2は「理想的ダ。理想的ダ。」と歓喜した。

 

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