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「銀河騎士隆盛記 零」オッサン銀河騎士は太古の地球に不時着し、縄文文明期の古代剣法を習得し、その剣、五次元の域に達する。  作者: ジム・プリマス


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銀河騎士隆盛記 零 地の章(PE57QとYWC2編)17~18 鉄が欲しいYWC2


鉄が欲しいYWC2


17

 気まぐれなYWC2は今度は「鉄必要。鉄必要。鉄ヲモトム。」と言い始めた。PE57Qが「何のために必要なの。」と聞くと「タチ、ツクル。」と答えた。


 PE57Qが思考するところによれば、どうもコムロが語ったカミヨ(古代)の話に出てきたヒヒイロカネ(伝説の金属)で出来たタチのことを言っているらしい。

 

 何故なぜ、そんなものに関心をもつのか、PE57Qにはさっぱり分からなかった。ただ、それからYWC2はその要求をすることを止めたので、PE57Qはただのバグだったのかなと自由思考して思考停止していたのだが、この後になってYWC2に驚かされることになる。

 

18

 PE57QとYWC2は昼間はオオヤシキにいて、怪我をして傷口に炎症を起こしたり、おできが膿んでしまったりした、サンマナの人々の治療にあたり、夜はカンデン達にあてがわれた古いヤシキ(竪穴式住居)に戻ってくるという繰り返しを、しばらくの間、続けることになった。


 サンマナの人々は、最初こそYWC2から治療を受けることを、極端に恐れているところがあったが、必ず悪いところが良くなることを知ってからは、PE57Qから「○○が悪いので治します。」という文句を聞いても抵抗することが少なくなった。


 夜になるとYWC2は腹部にある立体複製装置を使っているらしく、夜中にシュルシュルという小さな音をたてていることが多かったが、カンデンもキンタもすぐに慣れてしまった。


 カンデンとキンタの方はというと、土器を使って沢に水を汲みに行ったり、焚き木を用意したり、火をおこして自分たちに必要な、食事を作るといった、生活のルーティンを確立するのに、精いっぱいで、コッポの師であるボーアのところに、弟子入りの挨拶あいさつにゆくこころづもりではあったのだが、それどころではないという状態だった。


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