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「銀河騎士隆盛記 零」オッサン銀河騎士は太古の地球に不時着し、縄文文明期の古代剣法を習得し、その剣、五次元の域に達する。  作者: ジム・プリマス


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銀河騎士隆盛記 零 地の章(PE57QとYWC2編)1~2 PE57QとYWC2


PE57QとYWC2


 ここで語り部をカンデンからPE57Qに変える。


 アスラ最初の朝、カンデンから機能停止を命じられていたPE57Qは、YWC2の高速電子言語で起こされる

「アサダ、起キロ。」PE57Qは機能を再開した。


「カネノカタお目覚めか。」と、コムロによびかけられたPE57Qは、起き上がって、「何でしょうか。」と答えた。


 コムロは先ほど、族長のダイと相談して、コッポの老師ボーアが住んでいるヤシキのそばに古いヤシキがあるので、娘たちに命じて片付けと掃除をして、生活に必要な家財を運ばせることと、山の幸を採集するヤマチィと、海の幸を採取するウミチィ、と狩人衆カリチィ漁師衆リョウチィが、それぞれ食料を運んでくるから、そのヤシキに昼餉ひるげを食べた後に、移ってほしい旨をカンデンに伝えて欲しいと言われる。


 PE57Qがカンデンとキンタの様子を見てみると、二人はスヤスヤ眠っている、アスラの自転速度を基準に算出した、アスラ時間で、午前6時を少し回ったとこなのだから無理はない。それからするとコムロも、族長のダイも、随分と早起きなのだなとPE57Qは自由思考した。


「キンタ、脱水症状ケネン。キンタ、脱水症状ケネン。」YWC2が電子言語でまくしたてる。


「水補給ヒツヨウ。水補給ヒツヨウ。」と主張するYMC2に「了解。」と短く答えて、PE57Qは近くを歩いている娘に「御主人様のために水をもらいたいのですが、何処にゆけばもらえますか?」そうたずねた。すると、娘はニコッと笑って「ウチがもらってきてあげる。ここにいて。」というと速足でどこかに行ってしまった。


 五分ほど待つと、大きな瓢箪ひょうたんを両手で持った先ほどの娘が、速足で近づいてきて、水の入っている瓢箪ひょうたんを渡してくれた。PE57Qは両手でそれを受け取ると「ありがとうございます。」と娘にお礼を言うと、娘はまたニコッと笑った。そしてまた足早に去っていった。


 優しい娘さんだな、とPE57Qは自由思考した。

 娘からもらった瓢箪ひょうたんをキンタの枕元に置くと、カンデンを起こすべきかどうか数秒、思考して、カンデンの平均睡眠時間6時間45分に達する午前7時12分、以降にカンデンを起こすことを決定した。


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