表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

捏造の王国

捏造の王国 その104 裏金より国民給付の充実だ!政治活動モドキより国民生活に金まわせ、いっそ革命起こすかニホン国!!

作者: 天城冴

四季も安全水道水神話も崩れかけているニホン国。与党ジコウ党の無茶ぶりが祟り支持率他バク下がりのなか悩むキジダダ総理に…

捏造の王国 その104 裏金より国民給付の充実だ!政治活動モドキより国民生活に金まわせ、いっそ革命起こすかニホン国!!


6月に入ってニホン国首都圏周辺地域では30度近くの暑さ、梅雨をふっとばして夏の到来かと思いきや、災害ド級、列車運休という大雨にも見舞われるハチャメチャな気候。その異様さは政治の世界にも反映されているのか、与党ジコウ党の連続選挙負け続け、ついでに内閣支持率過去最低記録も更新中である。国民よりもお金優先、怪しげ詐欺まがいではなく犯罪集団そのものの某隣国発祥の怪しげ宗教と手を結んでも議員の椅子にしがみついて子弟にまで受け継がせようというすでに政治屋どころかもう寄生虫詐欺師そのものやんけ、というジコウ党の自業自得ともいえるのだが、それでも

「わー、どうすれば支持率回復するんだ」

とみっともなくあがいているのはキジダダ総理。表向きは鈍感力と聞かない力を最大限発揮し、台本あり、ロクな追及しない安心安定の太鼓持ちマスメディアしかいないお仲間記者クラブのみの記者会見やら官僚お仲間議員アシストがある国会質問では、平静を装っていたが、内心はドキドキのイライラ。

 解散か、それとも

「あああーちょっとずつ所得税と市県民税を一定分減税して、私の政策のありがたみをわかってもらおうという目論見も、まったくむだ。総額4万円を少しずつ7か月にわたって支給、しかも所得に応じてだからと思ったら、“こんなちょっとづつではありがたみがない”だの“物価高が軽く超えるわ、ボケ”だの。挙句“こんな面倒なことやって人事関係及び給与支給部門の関係の社員、税部署職員他の仕事を無駄に増やしやがって、いい加減にしろ、一律で金をもらった方がよほどいいわ、何考えてる、減税薄く増税厚い勘違い総理が”とか言われるし」

とグチグチいう総理に

“まーそりゃそうでしょうね、思い違いにもほどがありますよおお”

ダメ押しのひと言を発するのは久々に早々と登場した地獄の書記官。前前総理から何度苦言を呈しても、まったく懲りないいやむしろ悪化の一途をたどるジコウ党の歴代総理に呆れを通り越し、むしろ開き直って忠告するのが趣味の域に達したようで

“ホントーに相変わらず聞かない力というか、理解力が足りないというか。人の文章見てわからないもん、わかるように言ってよーとかいう方がいますが、自分がよく考えないせいとは決して思わない、自分に落ち度は絶対ないもんと思ってるんですよねえ。そういう方が身近にいると疲れますけど、そういう方にどう説明していいのか悩ましいですねえ、歴代総理もそうですけど、なんど説明しても理解してもらえない虚しさってあるんですよね。まあキジダダさんの場合、なにもせずに議員も親族一同辞めればいいだけなんですけど、そんなことしたら生活の糧がないんでしょうねえ、他に何もやれないでしょうし”

愚痴も混じった痛すぎる真実を言われ思わず反論するキジダダ総理。

「い、いや、辞めるなんて、ワ、私が辞めたらニホン国の損失!だ、だいたいあのジコウ党めっちゃ負けの原因をつくったアトウダさんだって、まだ副総理とかいろいろと」

“そのアトウダさんとナントカお話会食したのは誰なんでしょうねえ。〇害、口を開けばロクデモナイことしか言わず、脳が正常に働いたことがあるのか不明なアトウダさんに。だいたい政治に金がかかるんだから裏金でも違法資金集めも認めろやーって無駄に金をかけて票を金で買うようなアホなことをしてるのはジコウ党で、他がやってるわけではないんですよ”

「そ、それはその金集め資金パーティーは違法とは」

“あー、それは本来民主主義の原則に反する無茶な法律をなんとか捻じ曲げてとおしちゃったからでしょうが。はっきりいって、ダメなことを法律作ったから何とかで、誤魔化してるだけで。憲法には違反でしょうが。どうせ解釈でなんとかで順法精神なんてないのは、故アベノ総理が地獄で吐いてますから。殺されるほど恨まれていながら根性が治らないっては、どうしようもないですねえ。千回ぐらい酷い目に遭わないと、ダメなんでしょうね、ああいう人、アトウダさんもそのようですねえ”

「ま、まあアトウダさんは気にしないというか、打たれ強いというか、それを見習いたい」

“はあ?ポジティブに解釈しすぎというか、もう願望入りまくってますねえ、キジダダさん。厚顔無恥、無知で図々しい、勘違いが甚だしいあの人に助けを求めてどうするつもりなんです?値上げに円安に異常気象にと、国民の生活、命によっぽど金がかかるのに、自分の地位安泰の選挙資金のために税金流用しようっていう人に助言を受けても、国民からそっぽ向かれるだけだと思いますけどおお”

「その、でも、返り咲いて」

“まあ地震だの原発事故に逆に助けられた面もありますけどねえ。それにナントカの一つ覚えのように悪夢の○○党政府とかいってるも、さすがの鈍すぎニホン国民も騙され続けるのは無理ですねえ、死にかけてますし。特に勘違いの中高年、特に男性が次々あの世、特にわが地獄においでになってますからねえ。奪衣婆さんも忙しいそうですよ、地獄で真実に目覚めた方々の愚痴、後悔、反省を聞くのに”

「そ、そんなに死者数は増えてないはず、な、なんだが」

“あー統計に乗りにくいですからねえ。明らかに自殺といえそうなことでも統計で自然死カウントしたりしますから。入管であれほどヤバいことして、ほぼ殺人も事故にしちゃって大問題、医者すら診察中に酔っぱらってたり、診察しないで診断書を書いてしまう場合有るというとこですから、ニホン国。体裁整えてバレなきゃ何でもありですからねえ、何しろ危なくなったら文章黒塗りにして開示請求を拒めるだけ拒む、裁判官まで進退ちらつかせて抱き込むという三権分立崩壊のなんちゃって民主主義国だそうですし。この間地獄に落ちちゃった元ネトキョクウの方からの受け売りですけど”

「そんな馬鹿な。ネトキョクウ連中は官房機密費他で食わしてるはず…い、いや、彼らだって会社とか真っ当な医者とかいるはずで」

“中小の社長さんとかもいたはずですけど、誤魔化し聞かず社員が逃げまくり、倒産して餓死もいるそうで。まあ発見が遅いと死因が特定しにくいらしいですしねえ。まあ持病があっても金なし、行政に頼りにくかったらしいですよ、ネトキョクウさんですから。生活保護や行政サービスを利用する人を散々揶揄して、助けてくれるボランティア、レイワンや共産ニッポンの野党議員を罵倒してましたからねえ。助けを求めることもできなかったんでしょうねえ。それでも泣きつけば助けてくれたし、それで改心して善行を積めば地獄に来ることもなかっただろうにって奪衣婆さんに説教されてましたけど”

「そ、そんな大変なこともあるのか。そういえば倒産件数過去最多更新とか、値上げで悲鳴とか。で、でも頑張って何とか踏ん張ってる企業も」

“あるでしょうけど、それもできないとこもありますしねえ。正直、頑張ってるってとこも他にしわ寄せしてるだけの場合もあるんですよお、非正規とか若者とか女性とかにね。ヤングケアラーなんて親や大人のしわ寄せそのもの、それで絶望する若者もいるのに、何が政治に金がかかるですかねえ、そういう言動する人に頼るキジダダさんはいったいどこまで堕ちるんでしょうねえ”

「お、堕ちるって、ワ、私はまだ総理」

“歴代最低支持率更新、選挙負け記録を更新、こんな調子ではニホン国では起こりえないといわれた革命とか起こるかもしれませんね。そうすればアベノ総理を超えられますよおお、確実に歴史に残ります、教科書に太字で掲載です、それがお望みなんですか、実は”

「え、えっとおお」

そんな不名誉な載り方はしたくない、さりとて支持率回復の国民のためになるような政策は思いつかないか野党どもの政策そのものなんでやりたくない。でも、このままでは解散も何も難しく…と金ですら解決できない袋小路にはまりまくっているキジダダ総理であった。


どこぞの国では暴言政治屋の横暴言動やら太鼓持ち芸人の腹芸やらにいつまで耐えるというかスルーするんでしょうか。それともじわじわと破滅に至り、ダメになったら知らなかったでまた通すつもりなんでしょうか、それこそ小学生以下、世界の監視下に入れやお子様とみなされても仕方ないような気がしますが

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ