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廃れた世界の魔石取扱人  作者: 八咫
青森
8/110

オーク街{2}

二話更新完了しました。

祝一万文字達成ヾ(@⌒ー⌒@)ノ

 



(ヘカテ全力でサポート頼む)


<はい、>


 ヘカテの声も真剣みを帯びている。これからやる弓技は普通なら不可能だ。この世界になって初めて可能になったといえるだろう。その技の名は速連射(マシンガン)。前よりも確実に早くしなければ、この戦いでは当たらない。一個でも間違えればくいが死ぬ可能性まである技だ。


<【限定強化 関節】 続けて、【土足】 >


<(並列魔法【風雷付与】)>


「【無限矢筒】」


 付与されるスキルの量だけでその技の難易度がわかるというものだ。そろそろ行くか。


速連射(マシンガン)


 その速さは言うまでもない、それは、まるで矢の雨。


 くいによる、異常な速さの戦いの中でも寸分たがわず黒服に当たる。


 そして、その雨は唐突に晴れる。理由、もちろん、全滅だによる終結だ。


「終わったか、腕が死ぬな。」


 過剰に使いすぎた腕を抑えながら、くいに近づく。


「さっきは、ありがとうございます。」


「いいって、しかしすごかったな、さすがは弓神の申し子というべきか」


「知ってるんですか、でも旧世界の話なので忘れてください」


 なんで、その名前知ってるんだよ。大きな黒歴史のうちの一つじゃないか。恥ずかしー。どっかに穴ないかな。しかしこの人のスキルもすごかったな、体に雷をまとわせた攻撃だった。

 すると俺の頭の中を読んだかのようにくいがスキルについてしゃべるのだ。


「凄いだろ、このスキルはエキストラスキル【纏雷風】って言ってな、体に雷をまとうことが出来るんだ。」


「凄いな、うちはユニークスキル【読書家】だ。少しだけ魔法が使える。」


「おいおい、ユニークか…凄いな、それからこれどうする?」


 俺とくいは困ったように顔を見合わせる、一応殺さないように手加減したのだが……、情報でも吐かせますか。


「おい、黒服どもさっさと情報吐いたほうがいいからしなよ、そこにいるこいつの矢がどんどん心臓に近づいていくからよ」


 胸倉をつかみ怒気を滲ませた声で脅す。すると、


「名前はメランです。すまなかったっす。」


「人殺そうとしききてすいませんでしたじゃ、厳しいな。」


「じ、じじつは、俺らのボスのスキルで従わされているんです。」周りの黒服も情報を吐いた。


「そんなうs・・。」「続けて」


「ボスのスキルはユニークで【縛る者】一度その人に心が折れたのならば、絶対服従になってしまう。」


「わかった、で?絶対服従なら何で今喋れているんだ?」


「え、何でっスかね。」


 メランと言ってきた女もよくわからなそうだ。そうしていると、くが不服そうな声をしながら言ってきた、


「何でこいつのことを信じるんだ?」


「自分のスキルの中に入っている権能【真偽判定】名前のとおり嘘かほんとかわかるスキルだ。


「ほ本当のことを言ってたわけか。」


「そういうことか」


「そして多分今、メランが喋れているのは時間稼ぎだろうね。」


「そうだ、」

 近づいてきたのは筋肉ムキムキの男だった。


「ボス?」

 メランの慌てたような声が聞こえる。


「今は、お前のボスではないなぁ、用済みだよ。それと、よくも俺の黒服をやってくれたじゃないか。今殺す。」


 走り出そうとする、ボスだったがそこで嘲笑うものがいた。蓮だ、



「時間稼ぎか、さてさて、それはお前だけがしていたのかな。」


「何を言っている」


「こういうことさ、 領域魔法式【不完全なる図書館】」笑いながら蓮が言った。


【不完全なる図書館】そのスキルが発動されるとともに、蓮の右手には一つの【魔法書(グリモワール)】があった。

 蓮の奥には本でできた壁ができ、上からちぎれた紙が落ちてくる。それは、虐殺の書。一つ一つが命を奪うほどの、攻撃力を持つ。当然、ボスが抗うこともできずに瞬時に砕かれていった。







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