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廃れた世界の魔石取扱人  作者: 八咫
帝国拡大
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五稜郭{1}

すいません。今回もまた前編の再来になってしまいそうなので、アイデアが出るまで『人狼』を更新していきます。







槍頭鎧魚(スピアトロ)


「身体能力だけでAランクに達する。化け物です。」


Bが解説していると主要メンバー全員が甲板に上がって来た。


「たとえAランクだろうがこのメンバーだったら大丈夫だ。行くぞ!!」


フィロの掛け声とともに先陣を切ったのは蟲人だった。


蟷螂(かまきり)


【蜂】


二人とも羽を展開しながらとびかかる。


三日月斬(クレセントスラッシュ)


【樹海】


それに加え、遠距離の二人も追撃を加えていった。


ちょっとだけトラウマな【三日月】なんだが、相変わらず強いよ。


【鱗鎧】


スピアトロはすぐさま自分の体を強化して対応してきた。しかし、ここで追撃が入る。


腐食弾(カースバレット)


蛇毒生成(ヴェノム)


俺が懐に穴をあけ、メランの毒が体を蝕んでいく。


動きが鈍ったスピアトロは俺らの敵ではなく、袋叩きにされて沈んでいった。


日本で最強の人間と呼ばれるのは【巨氷焔狼】こと橘である。本来の形に戻れば一対一でもAランクに勝つことが出来るだろう。しかし、彼がもしフィロとサラを同時に相手をすることになる場合、彼が勝つことは万に一つもなくなる。フィロやサラは橘には一歩及ばないが十分な強さとセンスを備えているのだ。そして、九条もそのレベルに入っている。当然アレッタやメランもだ。蟲人や弟はいまだ到達していない領域である。そのレベルの者が一斉に襲い掛かったらどうなるだろうか。たとえ本気を出さなくてもAランク以下の魔物は完封されるだろう。


「終わったか?」


「いや、そうでもなさそうだ。」


【蟷螂】の質問に【蜂】が答えた。彼が指をさす方角にあるのは水面に浮かび上がった泡だった。


「懐かしいな。」


「そうっすね」


向かってきたのは【水蛇の給仕】だった。


しかし、何でこいつらがいるのだろうか。あれは【嫉妬の水蛇】の手下じゃなかったっけ?


<そうですね。派遣隊のようです。主が眠りについているので暴走状態らしいです。>


なるほど。しかし、相変わらず数が多いな……。


【樹海】


【酒食らい】


まぁ、あまり関係がないけれど……。やっぱり樹海、というか、フィロはチートじゃないか。そうでなければ皇帝なんてやれなしな。

Bは酒がらみの技だな。新楽という名前にあっている気がするよ。


その後は何ともなく、普通に北海道に上陸した。


このまま五稜郭を目指すつもりだったのだが、ここでBからストップがかかる。


「どうせ、北海道に来たのだから何か食べていきません?」


それもそうかと思い。みんなで手分けして海鮮を取ってくることになった。

俺はメランと組む。生態系が壊れているので北海道と言っても何がいるかわからないそうだ。


「アレはカニで良いのか?」


「そうっすね……」


しばらく行くとカニに遭遇した。そう遭遇したのだ。

そこにいるのは人間より大きいカニである。


「メラン、気づかれた。美味らしいから採るぞ」


「了解っす」


蛇毒降嵐(ヴェノム)


明らかに致死量を超えるような見た目をしている、毒が放たれるが、直前でそれは止まった。


【魔符:結界】


「おい、食材だぞ。毒で殺してどうする。」


「あ……。」


アレッタは棒立ちになってるメランを置いてカニに向かって走り出した。

懐から紙を出し、投げつける。


【魔符:紫電】


紫色の檻がカニを囲い、逃げられなくしてからアレッタは刀を出した。


滑り込みながらその速度と重力を生かすことで脚を一本切断することに成功した。


その間に立て直したメランも動いた。


一撃必殺(アサシンネイト)


知覚外からの攻撃に補正が入るこの攻撃はアレッタに集中していたカニが気づくわけもなく腹を刺され、そのまま死んでいった。


そしてカニに阻まれて見えなかった後ろの光景を見てアレッタは絶句した。


「何処の外国だ……。」


カニの大群がこちらに向かってきているのだ。


面白いと少しでも思ったら評価お願いします。

広告の下の☆を押すだけでいいので。

物凄くモチベになり、書くスピードが上がります。


ネタをください。北海道にある者が良いですが、別に何でも構いません。

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