蓮のいない日常{3}
3。なかなか大変です。ツイッター始めたので良かったらフォローしてください。
機械音痴過ぎて機能がよくわからん(T_T)/~~~。
【水薬球】
奏音は周りの人たちを片っ端から回復させながらあたりを見回した。
(最初の英雄が固まっているのは困るが今は仕方がないから。放置かな。)
「裕也、あそこは無視して他のところを片っ端から潰して。」
「了解。」
【加速】
すぐに最高速度に達し
【重力】
体を直前で体を重くすることで一撃で殺すことに成功した。しかし、周りには英雄だらけ。英雄と言っても一対一にこだわるわけではない。すぐに飛びかかった。
【流水毒】
それをカバーしたのが奏音だ。猛毒の川を出現させ行く手を挟む。
それを周りの人たちがすぐに潰していくのだが、一人すり抜けてきたものが居た。
【鬼断】
しかし、それは一人の斧使いによって阻まれた。
「鬼塚さんありがとうございます。」
「良いってことよ。」
鬼塚、それは酒守と並ぶ鬼を守る末柄の一人である。彼はその中でも武器に精通しており鍛冶師としてこの地域を支えている。
しかし、それは戦闘能力がないというわけではない。この地域では一位、二位を争う強さだろう。
【鬼化】
鬼塚は名の通り鬼となり周りの敵を倒していく。
みるみる数が減っていく英雄たちだったがここで異変が訪れる。
「我ナハ“ジーク”小鬼ノ英雄ナリ」
微動だにしていなかった最初の英雄が動き始めたのだ。
「鬼塚さん、裕也。ここは他の人に任せて僕たちは奴を殺すよ。」
「了解した。」
「分かった。」
「強イナ、特ニお前ダ。」
【鬼断】
【雷刃】
斧と剣が交差し、弾かれたのは斧のほうだった。
「なに!?」
「驚ク事ハナイ。我ノ方ガ速カッタ。ソレダケダ」
「いや、驚くよ?」
【加速】
速い?それが何なのだ。こちらが相手の速さに合わせていけばいいのだ。
今日何度目になるかわからない加速が行われ、ジークに迫る。
「フム、速イナ。ダガ、マダマダダ」
【流水斬】
しかし、それは簡単に受け流された。
「二人とも合わせてくれ。」
鬼塚が言うとともに、膨大なエネルギーが彼の体にまとわりついた。
【鬼化】
彼が鬼になると共に二人も走り出した。
【月下重断】
【腐魔弾】
裕也が上から切りかかり奏音が周りを囲む。
逃げ場のない状態で鬼塚が放ったのは自己最強の技。
【断頭鬼人】
「ヤルナ」
【英霊魂】
それに対しジークが選択したのは禁忌の技だった。
突如、他に戦っていた英雄たちが崩れ落ちる。
その力がジークへと注ぎこまれていく。
必殺の意志を込められた斧はジークの首を両断することなく止まった。
【小鬼英雄王】
そうジークがつぶやくと食い込んでいた斧とナックルが弾かれた。
「存在進化か。ふざけてるだろ。」
「言ったって真面目だな。しかし、これは……」
《新種族が発見されました。個体名:ジークに意志を確認。成功しました。》
新たな種の誕生を祝う祝福の言葉が響く。
「嫌な予感がするぞ……。」
《個体名:ジークがユニークスキル【鬼人】を獲得しました。》
「はぁ!?」
「俺と同じようなスキルだ。」
「それって相当ヤバいですよ……。」
「強クナッタナ。我盟友ノオカゲカ。」
ジークは少し悲しそうにつぶやいた。
【鬼人化】
ジークの額に角が生えてきた。
更にジークは鬼塚に向かって攻撃を畳みかける。
鬼塚は必死に受けるが徐々に傷が増えていった。
「裕也、領域魔法式使うよ。」
「それがあったか。鬼塚さん五分耐えてくれ。」
「了解した。」
その後も激しい攻撃の応酬が行われたが、ついに鬼塚は倒れた。
「見事デアッタ」
ジークが剣を振り下ろす直前それは起こる。
【重力崩壊・極小】
その技は簡単に言えば人工的なブラックホールである。自然の摂理をまげて、自分の領域内に限定的な超重力を発生させる。その範囲内にいるものは瞬く間に押しつぶされることになる。
本来、この技はもっと広範囲に影響を与えるのだが術者の力不足から極小という結果に収まった。
【侵腐滅毒園】
裕也によって壊された傷に毒が侵入していく。鬼の覇気と相殺されながらもその毒は浸透していった。
「グハッ、真ニ警戒スベキハ、オマエラダッタカ」
血をまき散らしながらもジークは立っていた。
これ以上の戦闘は不可能と考えジークは直ぐにその場を去った。
裕也と鬼塚、そして奏音は危機が過ぎ去ったことに感謝して、緊張から倒れた。
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なんか更新していないのにPVおかしなことになってる。




