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廃れた世界の魔石取扱人  作者: 八咫
始動
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新スキルと寝床

まさかの二回更新!


危なかったーー。

銃が効かないのはわかったけどあんなユニークスキルがあるとは。


<マスターの助言がなかったら終わってましたね>


(どんなスキルがあるかわからない状態での情報漏洩は怖いからな。)


<同感です、一応あのスレを【並列演算】で見ておきましょうか?。>

(そんなことができるのか、ぜひ頼む>


<了解しました>


(えっと確か新スキルが解禁されたんだっけ)


<はい! 魔石を得たことがカギだったようです。>


(予想通りか、すぐに確認しよう。 【魔石交換】)


いつもと同じように青いボードが出てきて権能が発動される。


(これは、 文字通り魔石と物を交換する機能なのか、)


<ゴミが多いですね、あと魔石にはランクがあってゴブリンはGらしいです。>


(今はEランクまで見れるのか。となると、これは収納するか。)


<【魔石収納】発動させておきます。>


権能【魔石収納】 先ほどの【魔石交換】についていた権能だ。


………

……


「全員携帯の確認終わったかー」


みんなの、意識を現実に戻したのは、裕也だった。


「そろそろ3時になっちまう、今日寝る場所ってどこだ?」


え・・・。忘れてたーー。


「忘れてたねー」


「夢中になりすぎてた」


「どうしましょう」


どうしよう。みんなが困っている中最初に口を開いたのは


「そんなことだと思ったよ、俺も考えたんだがあたり一面瓦礫しかないわけじゃん。なんか、大丈夫そうなのないかなと、探してみたらさっき校舎の中で崩れなさそうな、部屋っぽいのを見つけた。だから後は布とか使える物をもって来ればいいと思う。ただ部屋は一つしかないから女子どもはまずいかもしれない。」


「大丈夫だわ、」


「大丈夫です。」


「なら蓮、後は頼む」


「何で俺なんだ?」


「だってまとめるの得意じゃん。」


確かにまとめるのは得意だ、でも


「たまには、裕也がやってみてよ。」


「んーわかったよ」


示し合わせたようなみんなの期待に満ちた目に耐えられなかったのか。あっさりと陥落した。


「よし、俺は中を確認してくるから梓は布類、美穂は洋服、湊音と連は食べれるものを探してきてくれ」


「「わかった、」」




さてと、食べ物か。そこら辺の自転車を借りて家があった場所を探る。


「意外とあるんだね」


不思議そうな顔をした湊音が訪ねてきた。


「ま、何年までに地震があるって政府が言ってたからな。みんな備えてたんだろうさ。」


「そうだったのか、しかし起きた地震がこんなに大きいとは思わなかっただろうねー。」


俺らは生き残ったが、運が良かっただけだろうな。死んでいったクラスメイトたちが思い浮かんでくる。さてと。


「ほら、再開しようぜ。このままじゃ間に合わない。」


「そ、そうだね。」







評価お願いします。どうかあなたの清き一票を。

どうやら、作者はヘカテから許されたようです。

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