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廃れた世界の魔石取扱人  作者: 八咫
始動
3/110

初戦闘?

評価ありがとうございます。(≧▽≦)



人生で初めて殺気というものを感じたのかもしれない

甘えていた、今になってそう感じる。魔物?どうせ大丈夫だろ。そんな考えがあったのだろう

周りを見るとみんなも同じように固まっていた。

しかしもう目の前にはゴブリンが迫ってきている。これはどうすれば……。


<マスター、スキルを使う許可をください。このままだと…。>


おお、そうえばこいつがいるんだった。しかし、


(どうやって設定するんだ?)


<念じてください、いい言葉があるのでそれを心の中で言うのもいいです。>


え、これを?……やるしかないのか。


(ヘカテに命じる、読書家の制御を。)


恥ずかしい、どこの中二病だよ、って突っ込めるぞこれは…。心の中でよかった。口に出して言えとか言われたら正直なところ無理だったぞ。


しかしその効果は十分だったらしい。



<【読書家】発動 土穴!続けて、火球5連発。>


ゴブリン2匹の足元にいきなり穴が開きゴブリンが落ちたと思ったら、と思ったら周りにこぶし大の大きさの火の玉が浮き放たれた。

その球はゴブリンたちに着火、ゴブリンたちは炎にのまれながら息を絶った。


「フ―」


気配が薄れたことを感じホッとする。周りのみんなもそんな感じだ。


「すごいじゃねえか!あんなことで来たんだな」 「すごいわね、どうやったの」 「気になるな」

「うん」


「火事場の馬鹿力ってやつかな、意識したらできるようになった。」


ヘカテのことは黙っておく、敵を騙すには味方から、今敵はないけどこんな世界だ、将来的にあるかもしれない。【魔石取扱人】のことを考えるとしばらくしたら一人になったほうがいいか? 1000人って言うのが気がかりだ。


「意識ねー? ほんとかしら」


ちょっと疑わてるな、こちらは押すしかないか。


「ほんとだよ」


「……わかったよ」


ほんとにわかったのか?疑いの目を向けるふりをしながら大事なこと思いだす。


「あ、死体ってどうなった?」


「見たくないから自分で行ってくれ、後自分のスキルの効果は黙秘でいいんじゃないか、人に知られたくない人もいるだろうし」


「そうだねー裕也のくせに珍しく良いこというじゃん。」


「珍しくってお前…、ほんとのことだけどさぁ。」


裕也が珍しく落ち込んでるようだ。ま、すぐに直るだろう。そなことを考えながら先ほどあけた穴まで来た。


(ヘカテ、これってどういう魔法なんだ?)


<スキルのところの小と書かれてことでわかると思いますが、比較的簡単な魔法で柔らかい土に穴をあけることができます>


(へーそんなもんなのか。)


「っう」

思わず変な声を出してしまった。


仮にも人に似ているものだ。そんな死体なんて見ていていいものじゃない。目に入ってきているのは焼かれ、爛れていた。魔石となるとラノベどおりならここから取り出さないといけないんだが。先ほど落ちていた二本目の包丁を持ちさばいていく。一本目?折れましたが何か?

予想どおりに中から黒い石が出てきた、少し光沢も帯びている。これが魔石か。すると


<【魔石取扱人】の中で魔石交換が解禁されたようです。>


ヘカテからうれしいお知らせが届いた、急いで確認しよう。


《確認しました、個体名【携帯】のチャット機能が回復、魔素を媒体にして掲示板が使えるようになりました。》


なんだと、スキルよりもこっちだな。急いで確認すると携帯の電源がついた。おお、やったな。掲示板に情報とか出てるんだろうか。


お、あった。



ヘカテより携帯優先する主人公。


<いえ、私はマスターのためだけにあるので大丈夫です。……鉄の板に負けたと思うと嫌なのですが。>


いや、最後がっつし言ってるじゃん。


<待てよ、貴方作者じゃないですか、マスターをこんな風にしたこと後悔させてあげます。>


あ、やばい。ここは逃げるか。「すいませんでした。」すたこらサッサ。


<待ちなさい、あと心の声聞こえてますよ。>


え、


おっと忘れてた、評価お願いします。どうかあなたの清くても黒くてもいい一票を。

危ない危ない逃げなければ。次は掲示板かな?

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