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廃れた世界の魔石取扱人  作者: 八咫
青森
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湿地の村巡り。{3}

ごめんんさい、時間オーバーしてしまいました。


ついて案内されたのは、先ほど見えた場所とは違うところだった。どうしたのだろう。そんな考えが顔にでたのか、案内してくれたおばちゃんが申し訳なさそうに教えてくれた。


「ごめんなさいね~、私は大丈夫なのだけども。ここで暮らしているこの中には、男の人にトラウマがある人がいてね、男子禁制なの。」


「わかりました。」



なんとなく察しが付く。ひどいことをする奴もいるもんだ。それはさておき工芸品だ。


「すいません、ここで工芸品を扱っていると聞いたのですが、オーク肉と交換でいいでしょうか。」


「オーク肉何それ?」


「とてもおいしい豚肉です。今までの物とは格が違います。何でしたら試食してみますか?」


「そうなの、もらうわ。 ……これ美味しいわね。すぐ取引よ。好きなの持ってきなさい。」


よかった、実はオーク肉だがここまで持ってくるのに物理魔法で出した氷で凍らせてたのだが。そろそろ持たなくなりそうだったのだ。


「ありがとうございます、オーク肉は早いうちに食べてください。」


「わかってるよ。」


さて、そうと決まれば早速見ていこう。まずは洋服だな。


「これどうっすか?」


メランがさっそくいいのを見つけてきた、それは鮮やかな色をしていて、頭に羽がある一体型の服でした、……ってそれ何処の民族衣装だよ。ただ、似合いそうではあるな。


「それ五人分頼む。それと八咫それは何だ?」


「ワッペン的なものです。みんなさん一人ずつオリジナルの模様をつけてもらいましょう。」


「おお、いい案だな。」


さっそく頼んだ、模様は 俺は弓と矢が交差しているマーク、 メランはナイフが交差しているマーク。 八咫烏はサッカー日本代表のような八咫烏が書かれたマークだ。


「……そのまんまっすね。」


「……メランさん、ブーメランです。」


「う、うるさいっす。それと自分のことは呼び捨てでお願いするっす。八咫」


「ふふ、わかりました。 ですがアレッタ様はなしですよ。」


また心読まれたよ。様呼びはなんか恥ずかしいんだけどな。 他には何かあるかね。お、


「これ頼む。」


選んだのは弓を包んでおく布だ。あとは、ないかな。


「民族衣装5個、ワッペン三個、この袋一個お願いします。」


「はいよ。って肉こんなにもらって良いのかい?」


「それだけよかったので。」


「ありがとよ。」



その次に行ったのは、漁師のが住んでいる場所だった。


「修理頼む。」


奥から、ごつい体をした男たちが来て、おじさんと船の修理をし始めたのだ。むさくるしくて、近づけたものじゃない。


「おい、お前。今失礼なことを考えていなかったか?」


「いえ、何も」


「なら、良い。」


また、心読まれたよ。八咫じゃないけど。


「暇してるんだったら、そこの魚でも見学しているといいよ。」


「ありがとうございます。」


そう言って、教えてくれた方を見る。……しかし、


「絶対魔物だろこれ。」


「あのワニ以外のワニもいたんすね。」


「美味しそうですね。」


「後で刈るか。」


そんな話をしていると、おじさんがそろそろ帰ると言ってきた。


「ボートの修理は任せたし、ほかの船で帰るぞ。」


そこからは、順調に帰っていったはずだった。しかし、


「おい、あれなんだ?燃えてるぞ?」


「まずいです、、スキルが破られている。それとB-の雰囲気を感じます。」


「確定してることは、今の状況がとてもまずいって言うことだな。」


「くそ、何で俺がいないときに。」



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