幕間 英雄たちの活躍{2}
えっと、これから一週間書き溜めを作りまくるで。以前のような、ノリで書くようなことはなくなると思います。16話を忘れていたので入れました。
「ここはどこじゃ」
あの地震が起った日、わしはあるアメリカの研究所で別次元の研究を進めようとしていた。別次元と聞くとオカルト的な話になってしまうがの、科学的に理論上ではあるといわれていたのじゃ。まぁ下手に公表できるものではなかったがのお。残念じゃ。
話を切り替えるとするか。でも、ほんとにここはどこなのじゃろうか。
ん、もしかしてここは別次元なのか?。それは違うと思うがのぉ。
そんなことを考えていると、向こうから、人影がやって来た。
「クラ―博士、やっと見つけましたよ」
「おお、ケビンか、お主これどうなっているかわかるか?」
ケビンも困ったように答える。
「知らないんですよ、携帯は繋がるようで知り合いに今の状況を伝えたのですが」
・・・携帯繋がるんじゃな。
「あと、スキルというものができるようになっていて、試しにスキルボードと頭の中で言ってください」
「う、うむ」
スキルボードか、おお、出てきたぞ。ふむふむ、ユニークとやらなのか。
「わしのはユニークスキルで【仮想現夢】というスキルじゃな。」
ケビンは驚いたようですぐにワシに聞いてきた。
「ユニークはスキルの中ではレジェンドと並んで最上級です。どんなスキルなのですか」
「よくわからんのじゃ」
「もしかしたら、それが【仮想現夢】の特徴なのかもしれません。スキルの名前もそんな感じですし。
そうなのか。しかし、やっぱここどこだ?。そういえば、ケビンのスキルは何なのじゃろうか。
「ケビンのスキル何なのだ?」
「私のスキルはレジェンドで、【汚染者】らしいです。」
汚染者…、何も知らずに聞いたら勘違いされるスキルのランキング上位に確実に入るようなスキル名じゃな。…そんなランキングないけど。まぁ、環境汚染などの研究を専門にしていたから、らしいっちゃらしいがの。
「とりあえず、ここに行くのも何なので、先ほど確保した、安全と思われる場所まで行きませんか?。」
「案内してくれ」
ケビンとわしはケビンがいた場所に戻った。しかしこれからどうするのかのう。
「ちょっと、連絡とってみます」
567 シーズ
聞いてほしいことがある。
568 ラージャ
何?
569 くい
なんだ?
570 シーズ
今、よくわからないところにいるんだが…、あ、写真送るね。
571 スイム
うわ、ナニコレ。赤暗いね。どうしてこんなところに?
572 シーズ
気づいたらいた。地震終わった後。
573 新楽
魔物の胃の中じゃない?これと同じようなところ一回見たことある。というか、すぐ近くにいる。写真送ります。
574 F
まんまこれじゃん。
575 シャイ
魔物の大きさでかすぎでしょ。(T_T)/~~~
576 ラージャ
やばいね。シーズさんどうすんの。こっちは、オークキングをアレッタさんともう一人の人と一緒に倒したばっかだから、行けないし……。
578 新楽
外側からちまちま攻撃してみます。多分同じだと思う。
579 アレッタ
強いの?
580 新楽
強い。スピードはそこまでないからいいけど…。
581 シーズ
教授と何とかしてみようと思います。
582 ラージャ
教授?
583 シーズ
一応研究員なので自分、あと巻き込まれた上司がユニークもちですから。何とかなるかも。
584 F
がんばって。胃酸とかあるのかな?
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ケビンが携帯をしまった。
「どうやらここは、魔物の中っぽいです。」
最悪じゃな…、どうしたものか。
「博士、魔物の心臓の部分まで行ってみませんか?多分脱出というか、倒せると思います」
「それしかないのか、しかしどうやってそれを?」
「私のスキルの本質は【浸食】この力を魔物に細々く隅々までいきわたらせたのですよ。」
いや、やばい奴じゃな。何やってんだか。とりあえずついていくか。魔物に刺激を与えず、に心臓まで無事にたどり着くことが出来た。そこにあったのは。
「……大きいな」
「……心臓の色黒なのか」
「考えていることが違うじゃと」
「いや、心臓が大きいのは予想していましたし」
そういうものなのか?納得がいかないのじゃが。まあやるか。
「さすがに、効かなかったです、ただ、覆うことはできたとおもいます。博士スキルお願いします。」
スキルか、む何かが体の中に入ってくるような感覚が、これは心臓の情報か。こんな感じで…なるほど。
「行くぞ」
【夢現】
異空間みたいなものを作り出し、この中で、相手を弱らせる技じゃ。くらったら、意識がよくわからなくなるという効果も副次的についてくるのじゃ。さらにまだあるからの、種類は。
【汚染区域】
【赤幻】
ケビンのスキルでさらにダメージを負わせてかわしのスキルの中で最も強い、幻の力という謎のスキルの中の【赤幻】を使った。
それは、空間をえぐり取る力。案の定、弱点である心臓をやられた魔物は断末魔をあげることもできずに死んでいった。
「あ、これなら自分のスキルで体を壊せるようになったと思います。博士のスキルは空間をえぐり取る力ですか。…怖いですね」
何を恐れているやら。
【腐食】
こいつのスキルも十分やばいわい。さてこれからどうしていくのがいいのかの。
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