表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
廃れた世界の魔石取扱人  作者: 八咫
inヨーロッパ
109/110

根源

本当にすいません。

モチベが全くわかずに構成も詰まっている状態です。

細々と更新していくつもりではありますが、一度別の形で修正したこの作品を出すかもしれません。

4月までには構成をまとめておきたいです。(*´з`)

周りが驚く中、メランがやってきた。


「なるほどっす。それと、6席を始末しておいたっすよ」


「6席?どこにいた?」


「城の裏手っすね」


「なるほど。よく勝てたな。あれは元3席だぞ」


興味深そうにルファーが聞いた。


「初手【悲壮なる絶対死】で早めに終わらせたっす。」


「まぁ、勝てたなら良かった。」


しかし面白かったな。

伯父が最強過ぎた。


「しかし【泥天之王(ヘルラルド)】か。」


「大したものだよ。あそこで覚醒することができるのは本物の証だ。」


「しかし、なんなんだ【王】って、絶対強いじゃん。」



そうぼやいたアレッタを見て不思議そうにルファーが言う。


「ん?持っていないのか?」


「持っていないが…」


これは伯父さん持ってるのかよ。


「…まさか、持っていないとは。凄いな、それであそこまで同格の存在感があるとは…。」


「伯父さんは持ってるんだね?で、どういうこと【王】ってのは。」


「ユニークの進化系だな。レジェンドからの進化は確認されていない。」


「名称は?」


「【根源アルケー】スキルだな。原状、確認されているのは【神子】【暁の魔王】【魔女】【陽煌】【勇者】の五人。断定はされていないが【獅子王】や【樹皇帝】も疑われている。【魔女】様曰く【巨氷焔狼】もおそらくそうだとのことだ。」


「フィロもか。そうは見えなかったけどな。」


「今この瞬間までは【大公爵】も疑われていたぞ。」


「【大公爵】?誰だ?」


「お前のことに決まっているだろ。ただの公爵にしては教会内でもトップクラスに危険視されていると噂されていたぞ。」


「特に何も…」


「【虚炎餓狼】を倒したという報告も上がっているし、あの災厄の一つレヴィアタンを追い払ったというではないか。」


「あー、確かに。まぁ、オレ一人の力ではないがな。」


「一人もたくさんも変わらんよ。まぁ、お前の立ち位置は【魔女】側の俺や【陽煌】側の【神子】と同じ【樹皇帝】の最終兵器ポジだと考えられていたんだ。」


「?伯父さんやヘルタは秘匿されていたのでは?」


「表向きはそうだな。どちらも俺らの存在はそれぞれ知っていただろうよ。」


「なるほど。それと樹皇帝は【吸血姫】がそのポジションに入るよ。種族は真祖だし遅かれ早かれ【根源(アルケー)】スキルにはたどり着くと思う。」


「なるほど。そういう人物もいるのか。」


「舐めているとフィロにすべてを取られるぞヨーロッパは。」


「まさかそんなわけが。」


「他に情報は?」


「中国に一人いるかも知れないというだけだ。【龍】を司るスキルがあるらしいが、いかせんS級10体がいるためなかなか情報が入ってこない。」


「なるほど。」


「取り敢えず、全員魔女様の陣地へ来てくれ。クトもだ、治療を優先させろ。代わりの人物は置いておく。」


「分かった。」


「分かりました。」


「ヴィアは何処行った?」


「分からん。」


「分かりません。」


「分からないっすね。」


そういえば、戦いの途中から見なくなったな。


「……誰のおかげで今までヘルタが来なかったと思ってるのかな?」


突如時空が歪み、笑みを浮かべながらヴィアが出てきた。


「全く。おじさんも気づいていたでしょ。」


「わりぃ、わりぃ」


「というかアレッタも知ってたよね?」


「何のことだ?」


「まったく……。」


「さ、魔女様のところまでゲートを開いてくれよ。」


「はぁ、分かったよ。」


恐らく、俺と入れ替わりで魔女のもとに向かっていたのだろう。


開かれたゲートを潜っていった。






面白いと少しでも思ったら評価お願いします。

広告の下の☆を押すだけでいいので。

物凄くモチベになり、書くスピードが上がります。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ