婚約破棄はなにかのふせきだったことをたぬきはすいりした
『どうも君たちの場所がわかった。聖女が占ったらしい』
「ご主人様」
『僕だってこれくらのつてはもっているさ。神殿がもらした情報だ。とりあえず勇者と聖女を撃退したんだろ?』
お父様狸ですわ。
簡単に言うと、ごまかしてはいるからどうも私とテオのことは完全にはばれてないとは思うが、反逆の意思があるとかなんとか言われているらしいと……。
魔王と行動を供にしているとかこんなにすぐばれるなんておっかしいなと頭をかくお父様。
「お父様!」
『とりあえず今は未確認情報ということになってはいる。だが……あのアリスとかいう娘はきなくさい』
「ああそうだな」
『後、まだフリーゼは嫁にはやらないよ』
「え?」
『10年後の話だ』
「えっとシスさん」
お父様はにこっと笑い、まだまだ子供だからね10年したら決めようねと笑顔で言われましたわ。
王太子殿下の婚約者っていうのも本当はいやだったんだよと膨れます。
いい年してすねるのは微妙ですわ。
ロッドが青い顔でお父様を見ていますが、テオがもっと言って下さいってもうどうなってますのよ!
『とりあえず僕も調べてみる。後、勇者と聖女は神殿の管轄外の地域に転移を強制的にされたようだよ』
どうやったらあの人たちをなんとかできるのでしょう? お父様曰く、まだ完全にはばれてないからごまかす方法を考えるとのことですが……。
『こんなときくらい大人を頼ってくれていいんだよ二人とも』
「ご主人様」
『テオ、とりあえずこちらはなんとかするから……』
「はいわかりました。お嬢様たちはテオがお守りします』
『頼んだよ』
お父様はふうと小さくため息をついて、どうしてこうきなくさい話になったのかなと言われましたわ。
そうですわね。
ロッドが聖女と勇者が動くのが早すぎるというと、そうだね平均は10代後半だからね、まだ未熟だとお父様が頷きました。
あう、お父様どこまで知ってますの!
『フリーゼ、ロッド君、僕から連絡があるまでテオと一緒にそこにいるんだよ』
「はいお父様」
「わかったシスさん」
しかし嫁って、お父様はふうとまたため息をついて、嫁にはまだ早いとロッドを見ます。
あう、みんな私たちまだお付き合いもしていないので話が早いですわ。
そういうと、ロッドはそうだよな、とりあえずそこからだなとぽんと手をたたきましたわ。
しかし聖女と勇者がいきなりここにきた訳がアリスさんにあるなんて……エリス殿もかかわりがあるようだとお父様がいわれて、テオの顔がどこか暗くなっていました。
『嫁という話はまだ後で話し合おう。ロッド君』
お父様の目がかなり据わっています。
あう、ロッドかなり青くなっていますわ。
私が何か言おうとすると、10年後に話をしようねとお父様がにこっと笑って話を打ち切ってしまいましたわ。
そこからこれからどうしようかの話がはじまりました。




