表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

39/48

婚約破棄はなにかのふせきだったことをたぬきはすいりした

『どうも君たちの場所がわかった。聖女が占ったらしい』


「ご主人様」


『僕だってこれくらのつてはもっているさ。神殿がもらした情報だ。とりあえず勇者と聖女を撃退したんだろ?』


 お父様狸ですわ。

 簡単に言うと、ごまかしてはいるからどうも私とテオのことは完全にはばれてないとは思うが、反逆の意思があるとかなんとか言われているらしいと……。

 魔王と行動を供にしているとかこんなにすぐばれるなんておっかしいなと頭をかくお父様。


「お父様!」


『とりあえず今は未確認情報ということになってはいる。だが……あのアリスとかいう娘はきなくさい』


「ああそうだな」


『後、まだフリーゼは嫁にはやらないよ』


「え?」


『10年後の話だ』


「えっとシスさん」


 お父様はにこっと笑い、まだまだ子供だからね10年したら決めようねと笑顔で言われましたわ。

 王太子殿下の婚約者っていうのも本当はいやだったんだよと膨れます。

 いい年してすねるのは微妙ですわ。


 ロッドが青い顔でお父様を見ていますが、テオがもっと言って下さいってもうどうなってますのよ!


『とりあえず僕も調べてみる。後、勇者と聖女は神殿の管轄外の地域に転移を強制的にされたようだよ』


 どうやったらあの人たちをなんとかできるのでしょう? お父様曰く、まだ完全にはばれてないからごまかす方法を考えるとのことですが……。


『こんなときくらい大人を頼ってくれていいんだよ二人とも』


「ご主人様」


『テオ、とりあえずこちらはなんとかするから……』


「はいわかりました。お嬢様たちはテオがお守りします』


『頼んだよ』


 お父様はふうと小さくため息をついて、どうしてこうきなくさい話になったのかなと言われましたわ。

 そうですわね。


 ロッドが聖女と勇者が動くのが早すぎるというと、そうだね平均は10代後半だからね、まだ未熟だとお父様が頷きました。

 あう、お父様どこまで知ってますの!


『フリーゼ、ロッド君、僕から連絡があるまでテオと一緒にそこにいるんだよ』


「はいお父様」


「わかったシスさん」


 しかし嫁って、お父様はふうとまたため息をついて、嫁にはまだ早いとロッドを見ます。

 あう、みんな私たちまだお付き合いもしていないので話が早いですわ。

 そういうと、ロッドはそうだよな、とりあえずそこからだなとぽんと手をたたきましたわ。


 しかし聖女と勇者がいきなりここにきた訳がアリスさんにあるなんて……エリス殿もかかわりがあるようだとお父様がいわれて、テオの顔がどこか暗くなっていました。


『嫁という話はまだ後で話し合おう。ロッド君』


 お父様の目がかなり据わっています。

 あう、ロッドかなり青くなっていますわ。

 私が何か言おうとすると、10年後に話をしようねとお父様がにこっと笑って話を打ち切ってしまいましたわ。

 そこからこれからどうしようかの話がはじまりました。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ