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復讐のけいかくはまおうとあくやくれいじょうのわるだくみから

 復讐といったものは愚かである。

 誰か知識人がいったものですわ。


 私はまっすぐな金の髪をしています。綺麗な髪と皆いってくれましたわ。

 ここにいる人達はみんなでも私の容姿は褒めません。

 テオが仕えるすごい人といいます。

 すごくはないですが公爵令嬢だからとか言われるのよりはましかもしれません。


「……魔物の仕業以外というのも……」


「でもどうやってですの?」


「ピザを顔に投げつけるんだ!」


「ピザって確かこう小麦粉と具を一緒に焼いた?」


「そうだ、それを顔に投げつけられるのは屈辱だそうだぜ!」


「でもどうやってですの?」


「遠隔魔法でそれくらいは出現させられる。俺は転移系は一応仕えるんだ。人や生物は難しいけどさ!」


 あう、テオにすごくしつこく転移系魔法の事を聞いていたのはこれもありましたのね。

 私達は厨房でピザとやらを作っておりますわ。

 でもピザって意外に難しい、専用窯がないと無理そうですわ。


「ピザって……」


「釜を作らないとだめか……」


 まずピザを食べたいとテオに言う事も考えましたが、何でもかんでもテオだのみはだめですわ。

 私はピザの作り方という本を書庫で見つけました。

 そこで釜を作ることにしたのですわ。


 でもねえ1週間後って大丈夫なんでしょうか?

 釜はレンガを積み上げ、それを筒状……ロッドさんも手伝ってくれるといってますが。

 ケーキじゃ駄目なのでしょうか?

 それを聞いたら親父からピザと聞いたというのです。

 

 レンガをアーチ状にって……レンガをこう張り付けるのはどうしたらいいのですか?

 魔法で作ろうといいますが、こんな創作系魔法はわかりませんわ。


「木で作ったらどうだ?」


「耐熱じゃないと……」


 レンガを手に入れたのでまず石を土台にして、レンガをアーチはできないから並べて……。

 何をしてるんでしょうか私たち?


「やっぱり窯は無理じゃないかと……」


「部下にも手伝わせる!」


 あー、これ必死になって作って絶対ひかないってやつなのですわ。

 レンガを並べて真ん中に空洞、土台の石はある程度地面を掘って動かないようにして……。

 本にかいてありましたが、なかなか手ごわいです。

 真ん中を開けて、そしてまた上にレンガを積んで……二段にしておかないと焼く場所がないです。

 なんとかそれっぽいのが……。でも部下さんたちを使っても半日かかりました。

 復讐どころか何やってるんだという感じなのですわ。

 石、レンガを四角についで間をあけて、また同じようにという感じですかね。

 あとは……パンを焼く鉄の板みたいなのに鉄の棒を引っ付けて……。

 薪と火も用意して。


 お粉やイースト、お砂糖やお塩なども用意して生地を作ります。

 これパンを作るといってテオにやってもらったです。あーあ、結局頼ってます。

 上にのせるのはチーズとトマト。


 味はどうでもいいそうです。


 下の空いたところに薪を入れて火をつけて、パンを焼く板に生地をいれて上にトマトやチーズをのせる。

 何をしているんでしょうか? 空はずっと暗いままですが、私の心も微妙です。

 魔王城の庭で何やっているんでしょう?


「お、焼けたようだぞ」


「形にはなってるようですが……」


 かなりテオと部下さんに手伝ってもらいましたわ。

 テオにばれてしまってほうピザですかとにこにこ顔で言われてしまいました。


 味は微妙というかまずかったです。焦げてしまいました。

 しかしこれを大量に作るとロッドさんが笑顔で張り切っています。

 力を貸してもらっているので、いやとも言えません。

 方向性がかなりずれているのを感じながらも私たちはピザを焼き続けました。

 腐ったピザを投げつけてもいいかなとロッドさんが笑うと、少し想像して笑ってしまって、心が少しだけ晴れたような気がしました。

 準備ができたのはいいのですがロッドさんがどうやってこんな大量のピザをとばそうか悩んでいます。

 うーん、できないなら仕方ないですけどというとできるから待て! と言われて仕方なく計画をまた練ることにしたのでした。




 

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