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最低評価が差別世界で立ち上がる激震譚  作者: 小狐紅葉
1章:最低評価の出発
8/15

最低評価とPKハンター!

「やっと見つけました、殺人鬼」

場に静寂が走り

「あんた、いった……」

『こら!そこの童!!今のは妾が颯爽と助ける流れじゃったろうが!!』

玉藻の前の謎の怒りに破られた

「知らねぇですけど、あなた達こそ人の獲物と何戯れてんですか?」

「これはこれは、あなたもしつこいですねぇ。しつこい娘はモテないですよ?」

どうやらこの二人は知り合いのようだ

「あんたなんかにモテてもなんも嬉しくないですよ」

「おいあんた!あんたは俺の敵か!?」

俺は興奮しきっていて、クロウと少女の対話に口を挟んだ

「それはあなた次第です。貴方が妖魔じゃない限りはあなたの味方です」

そうゆうと少女はこちらに向き直り

「私はルウシャ、ルウって呼んでください。コイツみたいなPKプレイヤーのPKを阻止してるのです」

すると、ルウの背後のクロウが動き出したのが見えた

「ルウ!危ない!」

「遅いですよ!」

振り下ろされた刀がルウの背中を斬った

「ルウ!」

俺の叫びがコダマした。その瞬間

「やはり汚ぇやつですね」

よく見るとルウのHPは減っていなかった。切られる寸前に持っていた大剣で防いでいたのだ

「見くびられましたね。それとも、私が喋ってれば集中が切れるとでも?」

すると、ルウはその大剣をクロウ目掛け振り下ろした

「おっと!あなたも見くびってますね!そんな攻撃私には……!」

クロウが避けた瞬間、ルウはその大剣を振り下ろした力をそのまま利用し跳ね上がった

「見くびってません。私も日々成長してるのです、よ!」

そしてそのままルウは体験をふり下ろした。

「なに!?」

バックステップをしていたクロウに避ける術はなく、大剣がクロウをたたき斬った

「くっ!確かに、見くびっていたかも知れませんね。いいでしょう、ここは退散します。私の目的を果たすのに貴方の存在はちょっとばかりめんどうです。シズルさん!また、彼女のいない所でお会い致しましょう」

そうゆうとクロウは、大量のカラスに変わり逃げていった

「まて!ちっ!相変わらず逃げ足の速いやつです。シズルさん?でいいですね。私はあれを追います。けど、あれがいつ現れるかは分かりません。なのでフレンド登録しましょう。何かあったら連絡下さい。貴方が妖魔にならない限り助けます。ではまた」

そうゆうとルウは走り去っていった

『慌ただしい娘じゃったな』

「そうだな……」

そして、俺らは取り残された


それから俺らは村復興クエストをしていた

復興クエストは基本が納品クエストで、コツコツとやって行けるものだった

「今日はこのくらいにしますか」

「そうだね。ねぇ、シズル」

急にキョーカさんが改まって話を切り出した

「シズルはあのクロウとルウって人どう思う?」

「確かに、クロウ、あいつは野放しにできない!ルウは味方。それは確実だ。そして俺は出来ることならルウの手助けをしたい。キョーカさんはどう?」

俺がそうゆうとキョーカさんは少し笑って

「シズルらしいね。いいよ!どこまでもついて行く!」

『なんじゃ、愛の告白かの?わかいのぉ』

突然玉藻の前がでてきた

「た!?玉藻ちゃん!?そんな事ないよ!私今日は落ちるね!じゃ、じゃあまた!」

そうゆってキョーカさんはログアウトして行った

『いいのか童。これからきつくなっていく。あの女を巻き込めるか?』

キョーカさんが居なくなって玉藻の前が真剣な口調で問いかけてきた

「それは、お前は着いてきてくれるって事か?」

俺は少しふざけてみたが、玉藻の前の表情は変わらなかった

「利用する見たいかもしれないけど、アイツがいてくれないと俺はスグに妖魔になるぞ?その自信はある。あいつが嫌がらない限り巻き込む気だよ」

『そうか……』

そうゆうと玉藻の前は妖刀に戻った

「あいつが嫌がらない限り……か」

俺もそのままログアウトした

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