表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
最低評価が差別世界で立ち上がる激震譚  作者: 小狐紅葉
1章:最低評価の出発
6/15

最低評価と差別起源!


この物語は…

わしの話じゃ!!


あの緊急クエストから数ヶ月後

「タァーア!!」

『ウヴォアーーー!!』

俺は暇さえあればフルファンでレベル上げをしていた

「まだだ、こんなんじゃ…」

「まだやってたのね。あなた、十分強いよ」

確かにレベルとしては強くなったかもしれないだが

「足りないんだ。今のままじゃあいつには…」

スキルは全部解放された。確認しておこう

”妖力開放”HP,MPを消費しステータスと身体能力値を倍加する。倍率はレベルによって増加する

”妖化”【妖魔】の力体に宿しステータスを強化する。ただし、HPが少ない場合暴走の危険性がある

”妖影”範囲内にいるものに幻影を見せる。ただし自分より高位の存在には通用しない

”妖狐幻影斬”無数の刃を出現させる。数はレベルと同じ数まで。多くなればなるほど操作が難しくなる。威力は魔力依存

”妖狐の陣”複数の【妖狐】の形の火の玉を式を多数出現させる。魔力依存で自分の統率力がないと身勝手に攻撃してしまう

”妖桜”桜吹雪の幻影を起こす。桜吹雪は敵に毒状態を味方に持続回復を与える。MPのすべてを使用する

このスキルが今の俺のスキルだ。それぞれが強力である代償にデメリットがある。

「じゃあ、シズルをいいとこに連れて行ってあげる」

「いいとこ?」


俺はキョーカさんにつれられるがままついていった。すると、さびれた村についた

「キョーカさんここは?」

【狐村】

狐村?どうゆうことだ?

考えていると村の家から人か出てくると

「お!お狐様じゃぁ!!」

「お狐様がお戻りになられた!!」

村人たちが俺に向けて走っていく

「な?なんだ?どうゆうことだ??」

「ここは狐村、妖狐唯一のベットタウンよ」

妖狐のベットタウン?

「これこれ皆の者旅のお方が困っておられるじゃろ」

奥からよぼよぼのおじいさんが来た

「すまぬのぉ、妖狐の旅人さんは珍しいですから、皆驚いているのですじゃ。わしはここの村長の魂です」

すると急に村長の頭上にメッセージウィンドが現れた

【特殊ストーリー解放:妖狐差別の起源:条件・妖狐の訪れ】

「では、妖狐種が、差別されるようになった話を」


かつて神格を得た九尾様がおりました

その九尾様は国王に仕えておりました

ここもそれはそれは栄えておりました

ある時王国の命により九尾様がクエストに向かいました

そこで、事件が起きてしまったのです

九尾様の部隊が壊滅に追い込まれたのです

このクエストのボスが特殊変異種に変化していたのです

原因はわかりません、ですが元がレベルが500レベルを超えるボスなのです

レベルは特殊変異で3倍以上に跳ね上がったそうです

そこで九尾様は最後の力を振り絞って妖化したそうです

もちろん体力の少ない状態での妖化は暴走します

そしてその現場を救助の部隊に目撃されてしまいました

九尾様は暴走し部隊を壊滅させた罪として斬首されました

九尾様は【災いの妖狐】として語られました

そしてこの村は【災いの妖狐】の村としてさげすまれました


「これが起源ですじゃ」

突っかかるとこがある、特殊変種?どこかで…

「九尾様?妖狐じゃないんですか?」

確かにそうだ、そんな種族聞いたことがない

「あなた方、転生を知らぬのですか?」

「転生?何ですかそれは」

「転生、それは妖狐のみに許された特殊条件下における種族変化ですじゃ」

種族変化?特殊条件下てのは一体?

「そうです!ぜひあなたにはお勧めいたしますよぉ!」

急に後ろから声がした

『カァーーー!』

!!カラスが飛び出す

「私はクロウと申します。種族は【妖魔】です。妖狐の…変化種族です!」

妖狐の変化種族!?

「【妖魔】じゃと!?まさかおぬし!!一体何人の旅人を殺したのじゃ!!!」

「殺した!?魂さんそうゆうことですか!?」

俺の問いかけに答えたのは魂さんじゃなかった

「シズルさんあなたには【妖魔】になれる素質があります!【妖魔】の特殊条件は数多くの殺人!!あなた、プレイヤーに恨みありますね!!殺しましょう!殺しましょう!さぁ!さぁさぁさぁ!!」

こいつ…

「人をおちょくるのもいい加減にしろよ!!」

すると俺の体から黒い靄が出来る

「シズル!落ち着いて!」

「おっと!邪魔しないでくれますか!!彼はもう少しでこちら側に!!」

「俺がてめぇを止める!」

俺は足を踏み出そうとしたその時

「シズル!やめてぇ!!」

はっ!俺は何を

「キョーカさんありがとう。悪いなクロウ。俺はもうやけにはならん!」

俺が落ち着くと黒い靄は消えた

「クロウ、お前の勘違いを正してやる。俺は確かに倒したいプレイヤーがいる。だが!そいつを殺したいとは思わない。なんたってそれは俺の過失だ。俺には自分を恨む権利はあっても、あいつを恨む権利はない!!」

そう、あれは俺の過失、俺の無力さが招いたこと。俺は強くなる!そしてやつを超えて見せる!

「そうですか。惜しい、実に惜しい!だが、まだあきらめません。ここであなたを倒し、個々の村人を殺せば可能性がありますねぇ。おとなしく戦闘不能になってください!」

「シズル様、これを、九尾様の残した『妖刀・玉藻の前』です。どうぞお使いを」

「ありがとう!大事に使うよ」

俺は『妖刀・玉藻の前』を装備してクロウに向き直った

「妖狐シズル!押してまいる!!」

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ