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最低評価が差別世界で立ち上がる激震譚  作者: 小狐紅葉
1章:最低評価の出発
2/15

最低評価の前準備!

 この物語は、1人の天才が発した一言出来上がったフルダイブエンジンゲーム内でのお話


 「あぁ!?【妖魔】なんかが内に何の用だ!!」

俺は神咲しずる、ここではシズルというアカウント名でプレイを始めたごくごく普通の高校生だ

「何って買い物以外にある?ポーションが欲しいんだ」

「てめぇなんかにくれてやる商品はねぇよ!!」

ここはタバタリ王国の中にある商店広場、NPCの店やプレイヤーたちの露店などでにぎわっている初期スポーン地点だ

「いいじゃねぇかポーション10個くらい」

「ちっ!わぁったよ!ポーション10個2,000ガルだ!とっとと払って帰れ!」

俺が何でこんなことをしているかというのは、数分前に遡る


 「ないです」

「え?今なんと?」

「だから、あなたが受けられるクエストはないです!詰まっているので帰ってください!」

おれがここ『フルファンタジー』の世界に降り立ち、意気揚々とギルドへ向かい初のクエストを受けに来たのだが

【メインクエスト1:月明かりの森のゴブリン討伐】

【クエスト条件:レベル20】

「まさか一番最初のクエストすら受けられないだなんて、デメリット恐るべし」

そして俺はレベルを上げるべく最初の草原に向かった

「おぉ!すげぇ!!これがフルダイブ!!」

草原中に多種多様のモンスターたちが歩き回っていた。中にはプレイヤーが戦っていたりとここがほんとに異世界なんだと実感させられ、俺は心が高揚した


結果がHPが少なくなりポーション切れになったためポーションを買わざる得なかったのだ

「はぁ、定価100ガルが200ガルか…はぁ流石に評価Cもうなずけるな」

そんな感じで俺はレベルを上げ続けた


「うらぁ!!」

目の前のモンスターのHPが0になり、死体が光となり消えていきレベルが20レベルに到達した

【レベルアップ】

【スキル:妖力開放を会得しました】

レベルアップとともに今まで1つも解放されなかった妖魔スキルが解放された

「お、やっと解放されたかなになに?【使用後HP,MPを消費し続けるが、ステータスと身体能力を倍加させる(倍加の倍率はプレイヤーのレベルに比例しあがっていく)】か、なかなか強いな、クエスト先で使ってみるか」

そして俺はギルドへ向かった


「はい、こちらがクエストです頑張ってください」

「なぁ、月明かりの森って…」

「頑張ってください!」

バタン!!

「追い出された…まぁ、地図見ながら行くか」

俺は月明かりの森へと足を進めた、風吹くまま気の向くまま、まだ見ぬ出会いを求めつつ

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