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最低評価が差別世界で立ち上がる激震譚  作者: 小狐紅葉
1章:最低評価の出発
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最低評価降り立つ!

「シズル!こっちこっち!」

俺は呼ばれた方へ走る、こいつとの出会いや俺のことはまた今度話そう、先にこの世界やここまで間の物語を話そう

「さぁ、戦いを楽しもう!」


とある天才がこう言った

「あぁ〜、異世界行きてぇ〜!」

その言葉を起爆剤に科学者やプログラマーなどが全勢力を上げ1つのゲームエンジンを作り出した

『フルファンタジーエンジン』

これがそのゲームエンジンの名前だ、仮想異世界に脳意識をとばすフルダイブ型エンジンだ、値段も大きさも凄いがその最新鋭のゲームエンジンに世界中が大注目し虜となった


「やった!やっと手に入れたぞ!」

俺は神咲しずる、1人暮しの高校生だ、そして今日2年間の多数のバイトを死ぬ気でこなし貯めに貯めた金を使い『フルファンタジーエンジン』通称『フルファン』の入手に成功した

「この瞬間のため!嫌味な先輩、上司!授業中の睡魔にも打ち勝った!」

そんな高鳴る心をさらに高鳴らせ、フルファンを起動した

【welcome to FULL FANTASY】

おぉ!遂に始まるのか!

【まずは言語の設定を行います】

勿論日本語を選ぶ

【言語を日本語に設定しました。ではなりたい種族を選んでして下さい】

すると俺を囲うように種族のスタンダードモデルが出現した、これに触れた瞬間その種族に決定される。

種族は全7種族、俺はそれぞれの種族の前を通って行った、それぞれの種族モデルの前に行くとその種族の全体評価、主な能力などが見れる

『オーガ:高い攻撃力と体力を持ち能力強化系のスキルなどが主流となるパワー型:評価S』

『ヒューマン:ステータスが平均的で様々なジョブに付けるスタンダード型:評価S』

『エルフ:精霊魔法やエレメントを操れ素早く攻撃できるスピード型:S』

ここがフルファンの中でも高評価の人気種族評価は3段階でS.A.B.CとありSが1番高くフルファンの中でも活躍している種族が挙げられる

『アンドロイド:スタミナが無いため行動や戦闘において他の種族を優位に戦えるマルチタイプ型:評価A』

『ドワーフ:オーガには劣るが高い攻撃力を保持しており武具の錬成ができるスキルもあるユニーク型:評価B』

『ウンディーネ:様々なアシスト魔法が使え味方を強化したり敵を弱体化できるサポート型:評価B』

様々な種族があり、目移りしてしまいそうな中ただ一種族、評価Cを付けられている種族があった

『妖狐:デメリットステータス【妖魔】を持つ種族様々な【妖魔】のステータスの為多種多様なハンデを背負わなければならない変わりに妖狐専用の【妖魔スキル】を使えるスペシャル型:評価C』

【妖魔】?【妖魔スキル】?様々な疑問が俺の頭を駆け巡った、だが

「スペシャルな種族!使わねぇわけねぇよな!」

俺はゲームは困難なほど面白いと思うガチゲーマー型の人間だったのだ

【妖狐が選ばれました。貴方はこれから妖狐です頑張ってください】

そうすると周りの景色が急に変わり出した、そして数分するとそこは活気だった国の広場だった

「ここが、フルファンタジー!」

【エリア:タバダリ王国・商店広場】

『らっしゃい!強え武器と装備のたたき売りだ!』

『ほらほら!そこのにぃちゃん!冒険行くならうちのポーション買ってけよ!』

『ギルドどうする?』

『誰か俺とパーティ組みませんか!』

聴こえてくるのは活気だった国のNPCやプレイヤー達の声だった

「くぅ〜!これだよこれ!よーし!やるぞー!!!」

ついついテンションが上がり大声で叫んでしまった。すると周囲の活気が失われそこに居た全員がこちらを見ながらざわつき始めた

『おい、【妖魔】がいるぞ』

『【妖魔】か、ちっ、嫌なもん見ちまった』

『あれが【災いの妖魔】か、あんなもんになりたがる奴がいんのか』

どうやら【妖魔】には妖魔限定の設定があるようだ

「なるほど確かに反応が冷たいなにしても【災いの妖魔】ってなんだ?」

【災いの妖魔】その存在を知るのはまた遠い話

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