やれやれ、料理するぜ
ナロウの料理!(^^)b
調理場へ来たぜ。やれやれ、俺が料理することになるとはな。
「ナロウ様、どうされたのです?」
「料理の手伝いに来た。構わないかな?」
「そ、そんな! わざわざありがとうございます!」
やれやれ、手伝うだけなんだがな。さて、やりますか。
包丁を持ち、野菜を切る。料理人からすれば人並み程度の速度だ。
「な、ナロウ様!? なんですその左手の形は!?」
「ん? これは猫の手の形だ。これなら食材を切る際、包丁で指を怪我しないだろう」
「そ、そんな型があったとは!?」
「凄いわ!」
「これで指を怪我しなくてすむ!」
女性の面々から大好評。やれやれ、これで怪我が減るなら幸いだぜ。
「よし、切り終わったぜ」
「は、早い! もうできたのですね!?」
「ナロウ様すごい!」
やれやれ、料理人の方がすごいと思うがね。やれやれだ。
「ならスピードアップといくか!」
「さ、さらに速くなった!?」
「み、見えない! 包丁さばきが全く見えないわ!?」
これもチートの力だ。まさか料理を作るために力を使うことになるとはな、やれやれだぜ。
「これで足りるだろう」
山盛りの食材を眺め、俺は達成感に浸った。
「凄いですナロウ様!」
「素敵! 抱いて!」
やれやれ、料理ができるとモテるんだな。他の冒険者達にも教えてあげるべきかもな。
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