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やれやれ、飯だぜ

すこし休息を( ̄q ̄)zzz

 畑をある程度耕したら、昼食が運ばれてきたぜ。道理でさっきからいい匂いが漂っていたわけだ。もっとも大部分をunchiが邪魔していたがな。やれやれだ。


「みなさーん、休憩しましょー」


「やっほー! 飯だ飯だー!」


「これは豚汁ぶたじるだなぁ!」


「バカヤロウ! 豚汁とんじるだろぉ!?」


「なにおォォ!?」


 わいわいがやがやと村人や冒険者が集まり出す。ゴブリンも興味津々だ。やれやれ、俺も気になるぜ。


「どうぞー」


「ありがたい」


「こいつぁうまそうだぜぇ!」


 いただきます。木の食器に盛られた豚汁はホカホカして空腹だったお腹にダイレクトな渇きを与えてくる。

 一口、肉を口に運んだ。出来立てのスープが舌を熱くさせ、白い煙が吐き出てくる。肉のジューシーな食感と噛む度に肉汁が溢れ出すコンボは格別だ。野菜もシャキシャキして甘味がある。

 少し肌寒い季節にもってこいの逸品。体の芯から温かくさせる料理に、他のみんなもニッコリ笑顔だ。


「くぁー!! たまらねえ旨さだぜ!」


「この肉はオークのものだな! あいつらの肉は生臭いが、これなら気にならないってわけか!」


「この野菜はここの畑からとれたやつですな。国での上質な物には及びませんが、それでもきちんと料理すれば美味しく出来上がると」


「えっへん!」


「おかわりくれぇ!」


「俺も!」


「ワイも!」


「朕も」


「ぬっぺふほふ」


 ここまで好評だと関係ない俺まで嬉しくなるぜ。


「これじゃ手が足りないよー」


「よし、俺も手伝おう」


「な、ナロウ様が!?」


「旦那、料理もできるんですかい!?」


「人並みに、だがな」


「すげえ! 戦いもできて料理もできるなんて、こんな優良物件はないぜぇ!!」


「旦那に嫁ぎたいぜぇ!」


 やれやれ、野郎共にモテるとはな。さて、お手伝いしましょうか。

もっとじ

ょうたつしたいし

もっと

とっとりに行け

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