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第1楽章 展開部

キリスト教国ならば鐘の鳴り方で吉凶がすぐわかるもの。教皇アレクサンデル6世が崩御したことはその日のうちにロマーノの知るところとなった。そして凶報を知らせる馬が避難している各国大使や枢機卿たちの所に向かって走り出していた。

ではチェーザレはその時何をしていたのか。

彼はミケロットに命じて法王宮殿内の金貨を自分の病室に集めさせていたのだった。

教皇あっての自分の権力だということを彼は知りつくしていたのだ。そして今や教皇はいない。従って彼の教会軍司令官という肩書きは風前の灯であった。

しかしそれでもまだ公式には彼は教会軍司令官、教会の旗手。そして病室に集め指せた金貨は30万デュカート、(デュカートはヴェネツィアの通貨でいまなら米ドルやユーロといったところ、当時は年収1000デュカートあれば超上流階級とみなされていました)またフィレンツェやヴェネツィアの銀行に50万デュカートの預金がありました。そしてボルジアに忠実な数12人、これはコンクラーベ参加者の1/3を占めていました。また教会領の要衝にはチェーザレに忠実な将兵達が健在。

従ってボルジアの没落を願っている列強各国もなかなか手出しができなかった。



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