プロローグ 初めまして
ある程度書き終えてから公開したかったのですが、非公開にする方法がわからないので垂れ流しています。
ここは田舎。
通学中だがまわりには友達はおろか人間すらひとりもいない。
僕(佐藤二岳)は学校に通学中に虹色の裂け目を見た。
歩いていたのも忘れて呆然
しばらく呆けてしまう。
裂け目が揺らぎ始めた
ゆらゆらと美術品のように輝く
やがて裂け目からは人が出てくる
人だと思ったが人では無いかもしれない。
所謂エルフのような耳の形をしてる。
混乱してきた
コスプレ?裂け目から出てきた?もしかして異世界転生?
周りを見渡すがいつもの通学路だ、異世界ではなさそうだ。
エルフもこちらを見ている
「深淵を覗くとき、深淵もまたこちらを覗いているのだ」
などと厨二病を発症しそうになる。
もちろん口には出していない。とおもう。
エルフはこちらを観察している。
「はじめまして、エルーンです。」
エルフの人が喋った!
「あなたは」
「佐藤二岳です。」
とりあえず答えたが握手をするべきだろうか。
と思い手をさしだす。
しかしエルフの視線はまわりの景色を観察している。
二岳は手を引っ込める、無言に耐えられず
「あの」
「・・・」
一瞥されたが観察に戻ってしまう。
無視をされた!【ニダケは心にキズを負った】
この後のことは覚えていない
混乱状態で心にキズを負うと記憶は飛んでしまうらしい。