表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
愛歌~アイノウタ~ (文化祭編)  作者: 遊斗
予想外過ぎる文化祭
34/51

当日!!とんでも無い事実☆

「ちょっとっ、演劇の衣装裾がほつれてるじゃないの!」


「理事長ってば、何処にいるんだ……」


「あーいやだ、ジュースこぼした!!何か拭くものある?!」


流石文化祭当日、比成学園はまだ朝7時だというのに人の多さと忙しさが尋常では無かった。

学園中を人が右往左往する。その人の多さは朝の出勤時間さながらであった。


そしてそんな中人口密度は低いものの、とんでもない熱気で溢れている部屋があった。

150畳はあるであろうその広い部屋にいるのは 執事服を着た 憂麻、至軟、麻矢、中等部一年の啓杜けいと、高等部三年の世都せつ

メイド服を着せられた哀れな犠牲者 琉峡、領可、類香、高等部二年の羅衣らい、中等部一年の伊致斗いちと

そして男装をした花凛、亜美、以下省略。メイド服を着た麗奈、甘音以下省略。

既に疲れ気味な男性陣。

気合入れまくりの女性陣。


……何なんだ、この温度差は。


「さぁさぁ、今日は絶対に成功させるわよ!!たとえ、今指名手配中の殺人鬼から脅されようとっっ」

……は?

今この人さらっととんでも無い事言わなかった?

ぐっと拳を握り締める麗奈をまじまじと見やる。

目はきらきらと光を放っていたけれど、とたんにさっと顔色がおかしくなる。

「ば、ちょ、麗奈!!」

「あ……あは、えへ☆」



「……えへ☆じゃないだろっ、姉貴、おま、それ本当なのか?!」


「あは、うへへ、いやぁ……てへ☆」


どうやら、事実らしい。

今日から五日間に渡って行われる文化祭は、とんでも無い事になりそうだ……。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ