表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
愛歌~アイノウタ~ (文化祭編)  作者: 遊斗
文化祭までの日常
19/51

悪夢の時間?☆

さぁ、では始めましょう。

にこにこと笑顔を絶やさずに麗奈がそう言うと、悪夢の時間が始まった。

何かとにかくハレンチな服を着せられ、ハレンチなポーズをとらされ。

その場にいたのは、憂麻 琉峡 至軟 領可 麻矢 類香 などのスホトクラブに選ばれた少年達。(ほかにも四人。合計十人)そして、メイドカフェに選ばれた 麗奈 花梨 甘音 亜美 などの十人の美女達。十二名のカメラマン。他十名。この十名の少女達はというと…。

どこからか本人達よりも早くこの撮影の事を嗅ぎつけて、一万円のチケットを買ったらしい。

十名限定の。

何でそんな事を知っているかと聞いたら、『私達の情報網も結構凄いんです』と言われた。

けれど訂正しよう。結構では無くかなり、だ。

本人達よりも早く知るなんて、その情報網…甘音と亜美にも並ぶんじゃ無いか?

そして今はその凄腕情報網の少女達とカメラマンに囲まれ撮影中。

そして別の意味で凄かったのは至軟と領可。

お前等リップサービスにも程があるだろう?!確実に限度を知らないパターンだ、これ。

「はぁい、至軟君はもっと領にくっ付いて!そう!!そのままチュー!!」

「「了解」」

そして本当に唇での接吻。

おいおい。

けれど不自然さは無かった。何故なら、領可が女装をしているからである。

今年のテーマは、女装と男装。

ホストクラブで女装。そしてその人をエスコート。メイドカフェで男装。そしてその人がエスコート、という訳である。

ちなみに女装は琉峡と領可と類香である。そしてカップリングは本当のカップルまんま。それが一番萌えるとか言われた。

まぁ堂々とイチャイチャ出来るから良いけど。

「うーん、じゃあ次は自由で良いよ」

麗奈から自由の許可が下りたという事は至軟達の撮影はあと少しという事。


自由だって。どうする?

ここはサービスと示して本当にイチャイチャしか無いだろ。

あ、だよな。


まるで二人の目の会話が聞こえてくるようだ。

見え見えだっつうの。

そして二人は実行に移すらしく、目の会話を終了。


「うーん。そうだな。じゃあ言葉攻めといこうか」

「あぁーん?そんなの聞いてないぞ!!」

「そりゃそうだ。今言った」

「いや、マジでやめろって」

どうやら領可は本当に知らなかったらしい。

「いや、だからオレはさ。お前をどっか閉じ込めてオレだけのもんにして人目さらさずお前の体にあんな事やこんな事をしてやろうかと。具体的に言えばぐちゃぐちゃにした後ろの蕾に指入れて急所にバイブレーションとかしてやりたい」

「わぁぁああ?!待て!!それ以上言うな!!!マジでヤバイ!!!!!」

「後はそうだな。お前のアレを口の中に迎え入れてかき混ぜたりとかそれにさらにローションかけてやわらかくしてから」

「待て待て待て待て!!!」

「それからそれを」

「だぁぁあああっっ!!!」

「あははははっ」

あ、これはサービスじゃ無いな。自分達の世界に完全に入り込んでやがる。

そんなこんなで至軟の言葉遊びと領可の絶叫に聞き入る形になり今日の撮影は終了した……。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ