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#52 ピンチを切り抜けろ!!

~おとめtheルル~

20代くらいの青年。

イラスト、アニメ、ゲームが趣味。


文章は丁寧に書き込むけど遠回りな表現は苦手。

小説の腕はアマチュアなので、優しく見守ってね。

#52 ピンチを切り抜けろ!!


魔王討伐後、異世界に飛ばされて

カレー屋に住み込みで働くことになった5人。


8月の夏休み期間になったある日、ディエルは町中に逃走。

その際、警察に目をつけられたディエルとそれを追っていた

フィレッチェとフィアラの3人は署に連行されてしまう。

しかもそこにいた署長は魔王の弟で...?!


ピカーン!!

ゴロゴロゴロ....!!


外の雷がうるさく町に響く。


「ほほう...まさか、まさかだなぁ。こんなところで出会うなんてな...」


魔王の弟は楽しそうにディエルたち3人を眺める。


「今からお前らには2つの「選択死」を与えてやる。

ただで処刑するのは勿体ないからなぁ。」


黙ってただ話を聞くフィレッチェとフィアラ。すると...


「なあなあ!!カネはいつもらえるんだ?」


ずっとウロウロしていたディエルは吞気にそう言う。


「ハハハ...そんなの、あの世でいくらでも見せてやるわ。

さあ、さっさと「選択死」を選べ!!」


そう言うと部屋がからくり屋敷のように動き、

なんと、ナイフや包丁、銃といった

"この世界"で手に入る武器が3人の前に現れた。


「ひとつは、お前ら自身で争うこと。もちろん逃げることは許されない。

そしてもうひとつは...こいつにお前らを処刑してもらうこと!!」


言い終わると、どこからか別のモニターが降りてきて

ロープで縛られたびしょ濡れの優衣奈の姿が映し出された。


「優衣奈?!」「なぜここに...」


「フハハハハ!!そう、その顔、その顔だ!!

絶望に打ちひしがれ永遠に眠るといい!!」


そこまで聞いたフィアラは

ゆっくり目を閉じるとこう口を開いた。


「はあ。私たちがこんなことで絶望して争うとでも思った?

絶望で消えるのはアンタのほうよ!!」


バリン...!!


そうしていきなり銃を持って魔王の弟が映るモニターに向かって撃つ。


ズザ....ズザザザザ....


「おのれ...生意気な...!!やれ!!アイツらを生きて返すな!!」


魔王(の弟)の命令で警官たちと、優衣奈は処刑部屋に呼び出される。


「やるしかないみたいね...」


フィアラは銃口を恐るおそる警官たちに向けるが、その手はとても震えていた。

フィレッチェも包丁を持って構える。


「でやぁ!!!」


ジャキーン!!


容赦なく切りつけようとする警官。

フィレッチェはその攻撃に反応して何とか防いだ。


「くっ...人と...戦うのは...やはり嫌であるな...」


フィレッチェの持つ包丁も震えている。


「ぅおりゃあ!!!」


そしてフィアラにも襲い掛かる。


「っっ!!」


バヒューン!!


ついにフィアラも警官に銃を撃ってしまった。

しかし警官たちは素早い動きで銃弾をかわす。


「ハア、ハア...」


フィアラは銃を落とし、その場に崩れこんでしまった。


「おい、何をしている!!戦わないと死ぬぞ!!」


フィレッチェはフィアラを鼓舞するが、彼女は立ち上がることができなかった。

すると...


「ほいっ....ほいっ、と....」


「な、何なんだこいつは...!!?」


一方のディエルは襲いかかる警官たちを軽々しく放り投げて気絶させていく。


そしてあっという間にすべての警官を

武器も使わず気絶させた。


「ふーん...なかなかやるじゃなーい...」


そして気絶した警官たちに代わって現れたのは

そう、魔王の弟に取りつかれた優衣奈だった.....


-----------------------------------------------------------------


一方、店を飛び出す優衣奈を追いかけていたバーランドとリアン。

優衣奈よりも到着が遅れていた2人は優衣奈が捕まるところを目撃しており、

慌てて警察署の外に隠れて様子を伺っていた...


「ゆ...優衣奈が...捕まっちゃった...?!」


「しーっ、静かにしてください、バーランドさん...!

私たちまで見つかったらどうするんですか...」


「あ、ごめん...」


雨の中、2人は捕まった優衣奈の方向にある扉をそっと見ている。


「これからどうするのよ...!助けようにも

あの人数相手ではさすがに無理だし...」


警察署の周りには、巡回の警官や建物のガラス越しに見える人影まで合わせると

2、30人はいそうである。


すると...


「あれ?こんなところで何...しているんです...?」


偶然警察署の前を通りかかったのは、

買い物に出ていた楓と楓に傘を届けに行っていた真乃。


「...って、ねえ!バーランド!びしょびしょじゃん!!」

楓はびしょ濡れになったバーランドに向かって言う。


「しーっ!!今はそれどころじゃないの!!」


バーランドはそっと言い返す。


「そうなんですよ、優衣奈ちゃんが、捕まったんだから....」


「「優衣奈が捕まった?!」」


リアンの補足に思わず声を合わせて驚く楓と真乃。

その2人に、近くの警官が反応してしまった。


「おい、今優衣奈と言ったか?!さては貴様らも仲間....

全員まとめて逮捕してやる!!」


「ちょっ...?!!ええ?!なんでなんでなんでー?!」


-----------------------------------------------------------------


その頃。

ディエルたちの前に現れた取りつかれ優衣奈。


「チッ...邪魔が来たか....こうなったらさっさと片付けてやんよ!!」


ザッ!!


そうして容赦なく

ディエルをナイフで切り付ける。しかし...


「って...おい、何すんだよ!痛えーじゃないか!!」


普通の人間なら命すら危うい状態になるほど強く激しく切り付けたられたのに、

ディエルの身体からは血のひとつも出ない、かすり傷にしかならなかった。


「...私ってば馬鹿ね...先にアイツらを始末するべきだったわ!!」


そうして目にも止まらぬスピードでフィアラに襲いかかる。


ジャキーン!!


しかしその瞬間、フィレッチェが攻撃を防いだので

フィアラには当たらなかった。


「ほーん。身体は動くみたいねぇ....」


取りつかれ優衣奈はハンマーに持ち替えながら言う。


「だけどこれなら間に合わないでしょっ!!」


突然ハンマーで室内の床を殴ると、

叩いた衝撃でフィレッチェやフィアラは動けなくなる。

そしてその瞬間、ハンマーで2人同時に横から叩く。


ズガガーン!!


「残念ねー、魔法が使えればもっと戦えただろうにね!!おーほっほっほ!!」


...しかし攻撃を喰らったはずの2人は、ただただ驚いてそこに座っていた。


すると2人の目の前には倒れ込んだ様子のディエルがそこで気絶していて...?!


続く...?!


はじめまして、おとめtheルルです。


クスッと笑える作品を作りたくて文章を書きはじめました。

気軽に反応を頂けると嬉しいです。


少しでも楽しんでいただける作品を目指していきます、

どうかよろしくお願いいたします!

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