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#26 戦いの渦中

~ルルン~

20代くらいの青年。

イラスト、アニメ、ゲームが趣味。


文章は丁寧に書き込むけど遠回りな表現は苦手。

小説の腕はアマチュアなので、優しく見守ってね。

#26 戦いの渦中


ダークネスウィングにさらわれて

魔王城で兄であるロンドに助けられるフィアラたち。

その後、ロンドと一緒に国王陛下にも話をつけに行く。


ダークネスウィングの(力の)吸収を解くため、エルフ族と妖精(フェアリー)族に

魔法薬を作ってもらうようお願いをする。

しかしその直前、魔王軍による進行が開始され

応戦を余儀なくされたフィアラたちはダークネスウィングに食らいつく。

そのときフィアラたちに傷をつけられたダークネスウィングは、

怒りを覚え、町の上空に大きな魔力弾を溜める。


その攻撃を町に当てないため、

魔力弾を阻止して引き付けようとするフィアラの姿があった...。


「ここからなら届きそう...」


魔力弾は町と同じくらい大きくなった頃、

フィアラとバーランド、そしてリアンは王宮のテラスまでやってきた。


「何ということじゃ...!あれほどの威力の魔法弾、見たことがないぞい!」

中にいた国王陛下も驚きを隠せない。


そんな中、フィアラは魔法弾に向かって魔法を唱える。


「...風よ、魔力を灯せ...プヴォワール・マジック・ベントフォルテ!!」


魔法を唱えると、一気に上空に風が吹いてきて

ダークネスウィングが作り出した魔力弾を遥か彼方へ吹き飛ばした。


「そうか、てぇめは死にでえんだな!!」


すると先ほど吹き飛ばしたはずの魔力弾はUターンすると、

フィアラに向かって飛んでくるのであった。


すぐさまテラスから目の前の川に飛び込むフィアラ。

水の中では魔力による物質の爆発は起きない。

つまり自分だけが魔力の攻撃を受けることになってしまう。


するとリアンまで、一緒に川に飛び込んでいった。


「フン、バカかあいつらは。町を守るためにあの威力の魔力弾を食らうなんて...

なんて愚かなんだろう、ギャーハッハッハ!!」


ドドドドド...ドッガーン!!


ばしゃーっ!!!


魔力弾によって、建物こそ破壊されなかったものの、町と城の間にある

大きな川(浅瀬)の水がはじかれ、町や城に降ってきた。


ザザザザザー!!


そして枯れた浅瀬の中から、フィアラとリアンの姿が浮かび上がる。


「...やっと死んだか...」


そう言って2人の近くに近寄ろうとすると、


「やっと死ぬのはアンタのほうなんだからね!!」


突然、2人の間から妖精たちが現れ、

えい、えいっ、とビンを投げつけた。


「な、なんだ、てぇめぇ...うっ、ぐがっ、ぐほっ、ぐほっ...」


「...危機一髪だったわね...、本当、リアンがいなければどうなっていたか...」


川に落ちた瞬間、リアンはフィアラの持っていた笛を見て思い出した。

妖精の結界ならこの魔力弾でも耐えられるんじゃないか、と...


リアンは笛を吹き、その瞬間現れた妖精さんたちの結界によって

魔力弾の攻撃を最小限に抑えることができた、というわけだ。


「しかしちょうどだったわね、私たちもさっき魔法薬ができて届けようと

していたところだったのよ?」


できたばかりの魔法薬を投げながらリアンに話す、シャイニープリンセス。

おかげでダークネスウィングはかなり苦しんでいた。


「だあっ、ああっ、お前ら、なんてこと...だはっ!!」


ついにくたばったかと思うと、殻が抜けるように中からフィレッチェが現れ、

ダークネスウィング本体と分離した。


「やったあ、うまくいったみたいね!!さあ今よ、トドメを差しなさい!!」


すると城の上からバーランドが飛び降りてきた。


「これで終わりよーっ!!」


そうして魔法薬で分離したダークネスウィング本体の身体に剣が直撃した。


「にぎゃーーーーーっ!!」


体液が散ることもなく粉々に散ってゆくダークネスウィング。

ザザーと波の音だけが残っていた。


「...討伐完了っ!お疲れ様でした!」


「いいところだけ持ってって...」


「...?何か?」


フィアラの呟きをとぼけて誤魔化すバーランド。

それに対してみんなから笑顔がこぼれる。


「おーい!!大丈夫なのかー?!!」


すると町のほうからロンドとその仲間たちが心配していた。

大きく手を振って、みんないることを確認させる。

水がなくなったので、上からロープを落としてもらって

それを使ってなんとか戻ることができた。


----------------------------------


「フィレッチェよ、なぜ勝手にパーティーから離脱などした!」


「父上。誠に申し訳ございません。」


久しぶりに復活したフィレッチェは、

いきなり国王陛下に怒られていた。


「まったく、お前ってやつは...

しかし、よくぞ無事帰ってきてくれた。」


なんだかんだで父親として心配していた国王。


「そなたらにも礼を言わねばな。ありがとう、我が息子を救ってくれて!」


同時にフィアラやバーランド、リアンに礼を言う。


「と、とんでもございません。私たちの力だけではとても勝利することなど

できませんでしたから...」


そう言ってとにかく自分を下げるフィアラ。


「そんなにかしこまらんでもよい。

そなたたち皆が町を救い、フィレッチェを助けてくれたのじゃから。」


国王の言葉に深く頭を下げる。


「父上。今はまだのんびりしている場合ではございません。

魔王軍は、今も進行を続けているという状況なのです。」


フィレッチェの言葉に再び緊張感が戻るフィレマミア城。


「...そうね、フィレッチェの言う通りよ。」


「そっか。今倒したのは、魔王じゃなくて、魔王軍第一補佐官だもんね。」


みんなも納得する。


「...しかし勇者さまのいない今、どうやって魔王を討伐すれば...」


「それについては私からご提案が。」


国王の不安をよそに、ゴソゴソとバッグから粉を取り出すフィレッチェ。


「何じゃと、それはもしや...!」


「はい、こちら小人族が守ってきた知恵の実の粉です。」


「まさかそれを取るためにパーティーを...」


国王だけでなくフィアラたちも驚いている。


「で、でも...!大丈夫なの?!そのバッグは一度

ダークネスウィングに取られてたんだから...」


「大丈夫だバーランド君。この粉には私しか取れない結界を張っておいた。

たとえダークネスウィングであっても絶対に触れないはずだ。」


「アンタってそんなキャラだっけ...」

ボソッと呟くバーランド。


「...とにかくです、そう、これを...あのバカ勇者に...」


「バカ勇者って言っちゃってるじゃん!!」


バーランドとのやり取りに思わず笑ってしまう国王。


「あっ、こ、これは...その...///」


「そんなに慌てんでもよいぞ、バーランドよ。

これからも我が息子のことをよろしく頼むぞい。」


-------


国王の話が終わり、町に戻ってきたみんな。


「お帰り!!ほら、みんな待ってたぞ!!」


タギョルをかけられた青年は今日も懲りずに話しかける。


「知り合いなのか?彼は...」


フィレッチェはフィアラに問う。


「えぇ...ま、まあね...その...兄の...」


「ああ、いつ見ても可愛いねえ、俺の妹になって一緒に遊んでほし...」


「タギョル。」


ギュン...


またしても言葉を封じておいた。

...そんな彼を無視してロンド兄さんの家へと向かう。


「やあ、お帰り。」


すると部屋には

妖精たちもエルフたちもみんな集まっていた...!


続く...


はじめまして、ルルンです。


クスッと笑える作品を作りたくて文章を書きはじめました。

気軽に反応を頂けると嬉しいです。


少しでも楽しんでいただける作品を目指していきます、

どうかよろしくお願いいたします!

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