表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
死にたい君を生かす僕  作者: カノ
3/9

君は木と共に揺れる〜after〜

僕は君を死なせないように頑張った

うん。すごく頑張った。

だけどすごく汗だくになったし帰っている今も汗をかき続けている

アイス食べにコンビニによろうと思いコンビニへと向かった

僕は帰る前にアイスを食べようと思いコンビニに寄ったら君がいた

さっき別れた手前少し恥ずかしい

「君もアイスを買いに来たの?」

「当たり前じゃない。あんなに汗だくになったんだから。ところでいつまで君って私の事を呼ぶの?」

「君が僕の事を僕君って言い続ける限り君って呼ぶよ。まず自己紹介すらされてないしね。」

「確かに……。」

少し考えるような素振りをして

「私の名前は山下 桜 (やました さくら) 高1 よろしく。」

少し不貞腐れたように言った

「僕は神野 陽(神野 ひなた) 高1 よろしくね。」

一応握手出来るように手を出してみる

すると握手してくれた。かなりびっくりした

「なんでびっくりするの?陽くんが手を出して来たから握手したんだけど?」

「してくれるとは思って無かったから……ってか同級生なんだね。そうだ!アイスはもう買った?」

「誰かさんが引き止めたからまだ買えてない。」

少し強めに言い返された

「じゃあ少し待ってて。」

僕は急いで商品を取ってレジを済ませた

「はい!半分こ。」

そう言いながらパ〇コを1本渡した

「ありがとう……」

少し機嫌が良くなったっぽい

色々あったがやっと僕は好きな人の名前を知る事が出来た

僕は桜の方を見ると嬉しそうにアイスを食べている

その顔を見ると

あぁ……やっぱり僕は君の事が好きなんだなぁって強く思った

小さな1歩だったが少しは桜と共に歩ける未来に近付けたかな?そう思いながら暑い日差しに照らされる僕たち2人はアイスを食べ切った


やっと自己紹介をした2人

ちょっとずつ距離が近付いていく

どんどん熱くなる夏

沢山イベントが待っている

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[良い点] 桜ちゃんとひなた君、心の距離がパピコで少し近付いて! 桜ちゃんがひなた君に興味が出た、良い傾向ですね。 [気になる点] この後にあるイベント、頑張れひなた君。 [一言] 何だか作者様に二人…
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ