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私が脱いでも代わりはいるもの

「うわ…なんだこの混み方は…」


クゾキリトは異様な混み方をしていた。

人気な店ではあったが、いつもこんな感じだったっけか…?

そう思っていたら俺は人が集中している場所が一箇所なことに気付いた。

人だかりの中心にいる人物。


「あれは…」


その人物は先ほど常連に覗きを頼まれた黒髪三つ編みの女に間違いなかった。


「レイちゃーーーん!こっち向いてーー!!」

「キャーー!レイ様ーーー!!」


店内は老若男女問わず、そのレイという少女に夢中であった。

まるでアイドルが店内にいるかのような騒ぎっぷりだ。


「もぉ!みなさん落ち着いてくださいよぉ!レイ、ご飯食べに来てるんですよぉ?ご飯食べ終わったら、みなさんとお話ししますからぁ⭐︎」


そうレイが言っても店内が落ち着く気配はない。

クゾキリトの店員もそんな客達を止めるどころか、本人達もレイに夢中だ。


え、いやてか、顔良くね????????

超タイプだが


「あのレイって子、何者なんですか?」

俺は野次馬の後ろの方にいた老人に聞いた。


「なんだお前さん知らんで店に来とるんか。あの子はレイちゃんって子で、半年前ぐらいにこの村に来たんじゃ。なんでもこの辺の薬草を調査しに来たとからしくてな。」

「ふーん、なんかえっちですね。」

「は?」


いやこの女がこんなに人気だったなんて失敗だった。

もっとお金ふんだくれた気がするな…先に言えよあいつ…


と、そんなことを考えているとレイとたまたま目があった。そして不意のウィンク。俺は思わず目を逸らしてしまった。


(は?好きだが?)


超可愛いんですけど。

なんかもう仕事とか関係なく風呂覗きたいんですけど!

あー!盛り上がってきたー!


「それでな、レイちゃんは相当腕の立つ剣士でもあってな?」

「話なげえぞジジィ」

「え」

「もう話は終わった。俺は家帰るから。」

「え、ちょ…」

ジジィはまだ何か言いたげだったがそんなの知ったこっちゃない。

俺は会計を素早く終え帰宅した。


「あー!早くレイちゃん風呂入らねえかなー!今晩5回ぐらい風呂に入らねえかなーー!」

全然待ちきれない。急に元気になってきた。


俺の能力は範囲内の誰かが風呂に入った瞬間に覗きを開始することが出来るため、顔さえ分かってしまえばこちらのものだ。


と、ベッドの上でゴロゴロしながら待機していたら脳内で入浴検索に引っかかった。

この髪型、顔…


レイちゃんだ!!!!!!!!!!

お前ら!!!!!!いっぞ!!!!!!!!!!!


次回、レイちゃん入浴ポロリ(ボロンもあるよ⭐︎)

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