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78はヒーローに非ず  作者: Mr.後困る
5thSEASON
53/416

第52話【情報】

前回のあらすじ

マツの自宅で家探しを行った夢宮

マツの自宅からスクラップブックとノートを持ち出し

一旦あきんどの自宅に入って中身を精査する事にした夢宮とあきんど。

あきんどの自室はファンシーだった。


「男の子を部屋にあげるの始めて・・・」


乙女の様な事を言うあきんど。


「さて、では内容を見て行きましょうか」


夢宮、これを華麗にスルー。


「・・・・・そうだね」


まずはスクラップを見た。

信条 慎と都城 宮の新聞記事である、隅にトゥルースとキャッスルの本名か?

と書かれていた、恐らくマツの考えなのだろう。

これは以前にプリンセスに見せて貰った新聞記事と同じだったので関係無い。

ノートの方は事件の調査記録だった。

飛び降り自殺をしたアスタリスクについて

事件当日には虫の羽音の様な音が聞こえたと言う聞き込み情報。

怪人に殺されたトゥルース、血が無くなった事から、血を吸う虫

と言う事で蚊の怪人では無いか?と推測。

強盗殺人に巻き込まれたキャッスル、捜査攪乱か?等々

他にも様々な情報を精査した結果、蚊の怪人が犯人だと結論付けられた。


「蚊の怪人が犯人・・・だから如何したって話よね」


あきんどが漏らす。


「如何してそう思うんです?」

「蚊の怪人が犯人、だから如何しろと?怪人は神出鬼没なんでしょ?

相手の正体が割れた位じゃあ・・・如何にもならない・・・」

「そんなことは無いですよ、怪人の特性を知ると言う事は大事な事

怪人の正体を知ったからこそ何とかなった事例も数多く存在します」

「例えば?」

「ネコ科の怪人に柑橘系の果物を与える事で嫌がったりとか」

「なるほど・・・でも対策は分かっても相手は何処に居るのか分からない・・・

若しかして探しに行こうとか思っている!?駄目よ!!そんなの!!」

「分かっています、探しに行こうなんて思っていません」


そう、怪人を探しに行く必要は無い。

もう怪人が誰なのか検討が着いた、ただ動機が分からない。

後は犯人が今、何処に居るのか探し出すだけだ。


「じゃあ、僕は今日帰ります」

「え・・・帰るの?」

「ええ、学校とか有るので」


学校には行っていない、これはこの場を離れる為の嘘である。

夢宮はホテルに戻り備え付けの禍蜻蛉ファンクラブ襲撃事件のニュースを見た。

そして目的の情報を見つけると即座に目的地に向かった。

次回【顆粒】

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